こんにちは!治療院集客専門家の嶋橋です。

今回はですね、私自身が今本院で月商500万円の治療院を運営することができている理由についてお伝えしていきたいのですが、私も決して順風満帆だったわけではありません。

いろんなしくじりを冒して、なんとか今までやってこれました。

そんな私が「しくじったなぁ…」と思うようなところを、今日は皆さんとシェアしていくことによって、少しでもなにかのお役に立てればと思います^^

第3位:調子に乗っていた

しまばしのしくじりTOP3、第3位は「調子に乗っていた」です。

今から10年前、私はしまばし接骨院をオープンしたんですけれども、当初は保険施術だけを取り扱った接骨院をやっていたんですね。

あの頃は27歳。

「何とかなるやろう」と、特に深く考えていなかった時期で、勢いだけで開業しました。

18歳からずっとやってきてちょうど10年目でしたし、「よし、10年修行してきたし、自分の腕で患者さんも呼べるだろう」と。

ありがたいことに、当時は予想していたよりも患者さんがバンバン来てくれたんですよ。

1日に少なくとも100人から130人ぐらいの患者さんが来てくれていました。

売上もグングン上がっていきますので、いいときでは年間で1憶の売り上げになるような院を運営してたんですね。

余裕が出てきたせいで、視野が狭くなっていた

そこからグングン店舗展開をしていったり、スタッフに任せたりしていった結果、グングン売り上げが下がっていきます。

そこから私は地獄を見ることになるわけなんですけれども、

そんな状況になっても「まだいける!」と、私は人に任せてしまいました。

最悪、自分が戻ればまた患者さん戻すことができるだろう、売り上げ戻すことができるだろう、とそんな風に考えちゃってたんですよ。

まさに、調子に乗っていました。

患者さんが増え、経済的にも余裕が出て、なんだか学ぶ意欲がどんどん薄れていっていたなと感じます。

調子に乗って視野が狭くなっていたことが、第3位です。

第2位:SNSの必要性を理解していなかった

次、第2位は「SNSの必要性にを理解できていなかった」です。

私も今でこそ「治療家SNS集客アカデミー」というのを運営しているんですが、いまとなっては広告費0円です。

広告費0円で月商500万円の治療院でずっと新規集客、年単位でずっと安定して売上を上げ続けています。

今のコロナの状況においても、ほとんど売上も落とすことなく、安定的に売上を上げることができたのは、まさにSNSで集客をしていったことが大きいです。

なのに、その当時の私は、まず集客の手段が口コミと紹介のみ。

当時は口コミと紹介のみでやっていけてしまった上、「治療家たるもの口コミとか紹介以外はダサい!」という変なマインドだったんですよね。笑

今やみんなSNSを使うのが常識

しかも、当時は個人的に、SNSは基本的に使ったことがなかったんですよ。

アプリをダウンロードしてアカウントを作るところまではしたけど、「何が楽しくて毎日そんなことやってるの」と、そんな風なマインドだったんです。

「そんなんやったところで集客なんかつながるわけない!」
「接骨院の集客でSNSなんて、無理に決まってるやん!」

と思っていたんですよ。

でも、今や全然違いますよね。

みなさんご存知の通り、Instagramなんて今では20代30代40代50代、さらに60代や70代の人も使っているのが当たり前。

私自身のメインターゲットの患者様もだいたい30代40代50代になりますけど、そういった年代の人もSNSをバンバン使ってるんです。

これからの時代、SNS上で自分自身のお店を発信していないお店っていうのは、もうこれからの時代ね、もう存在していないお店とほぼ同義語になりますからね。

SNSで発信できていないということは、誰からも注目されないということなんです

いきなりチラシを配ってしまった

そして私は、「集客やるならチラシだ」という思い込みもありました。

それまで集客なんてしたことなかったので、まずはよくわからないものじゃなくてチラシをやろうって思ったんですよ。

もちろんねチラシも決して集客できないわけではないんですが、いいチラシを作るためにやっぱりノウハウが必要。

これはHPとかSNSでも一緒ですね。

でも私は、そんなことも全く知らず「チラシをまけば何とかなるだろう」と思い、ポスティングの業者にお願いして2万枚、近所に配ってもらいました。

費用は印刷代とポスティング料金で、大体15万円弱ぐらいになりました。

結果、新規集客1名、しかもリピートせず。

そんな結果では、怖くて次の月なんか絶対にできないですよね。

やっと来てくれてもリピートしなかった…というところで、心ポキッと折れましたね。

第1位:行動に移せなかった

そして最後の1位。

一番しくじったなというのは、「行動に移せなかった」ことですね。

そもそも行動できなかったら、現状が変わるわけがないですし、成功なんかするわけはないんですよ。

だから純粋に、行動に移せない人というのは、成功できない人。

これは間違いないです!

重要度と緊急度のマトリクス

あなたはスティーブンコヴィー博士の『7つの習慣』は読んでますか?

この本の中で私が最もためになるな、と思っているのが、「重要度と緊急度」についての話です。

物事には重要なこと・重要でないことがあり、それとは別に緊急なこと・緊急でないことがあります。

  1. 重要かつ緊急なこと
  2. 重要だが緊急ではないこと
  3. 重要ではないが緊急なこと
  4. 重要でもないし緊急でもないこと

この4つの領域にわかれているわけです。

治療科にとって重要かつ緊急なことは?

たとえば私たちが接骨院の業務をしていて、重要かつ緊急なことと言えば「患者様の治療」です。

保険施術をされている方だったら、保険請求業務、つまりレセプトのように、今すぐやらなければならないようなこともあるでしょう。

ご家族の用事もあるかもしれません。

重要ではないが緊急なことは?

そして、重要ではないが緊急なことは、たとえば営業の電話とか、宅配便の受け取りとかですね。

電話やインターホンなど、リアルタイムに物事が起きてるかもしれませんが、必ずしもあなたがしないとダメというわけではない。

だから、しまばし接骨院では、基本的に電話に私が出ることはないんですね。

重要な電話が掛かってくることもあるんですけれども、そうではない電話が掛かってくる確率のほうが圧倒的に高いので、まずスタッフに吟味してもらっているわけです。

「アウトソーシング」を活用しよう

ここで重要になってくるのが、重要ではないが緊急なことは「アウトソーシング」すること。

なぜなら、重要じゃないからです。

今すぐやるべきことだとしても、あなたがやらなくてもいい。

そういう仕事は、スタッフに任せたり外注したりするべきなんです!

重要かつ緊急なことも、できるだけアウトソーシングに出す。

私も接骨院で治療をする以外にあと3つ、全部で4つのお仕事をしています。

なので、私でなければならない仕事以外は、どんどん人に任せてしまう。

そうしないと、スピードがどんどん遅くなってしまいますから。

重要でも緊急でもないことは?

3つ目が、重要でもないし緊急でもないこと。

私も売り上げが下がって時間を持て余していた頃は、バックヤードでスマホゲームをしていたことがありました。

あとは過度な休憩なんかも、重要じゃないし緊急じゃないことですよね。

もちろん休息・リフレッシュは大事ですが、現実逃避になってしまっては意味がないんです。

重要だが緊急ではないこと←一番重要!

そして最後に4つ目、私たちにとってめちゃくちゃ重要だけど、緊急性がないことです。

これこそが自分自身を変え、成長させ、事業を成功させるために絶対的に必要な部分になってきます。

一番わかりやすい所でいうと、自己投資ですよね。

重要かつ緊急なことはアウトソーシングして、重要でも緊急でないことは減らしていく。

そして重要だけど緊急じゃない自己投資や学びに時間を使うことが、一番重要なんです!

Instagramで考えてみよう

たとえばInstagram集客で考えてみましょう。

Instagramで重要かつ緊急なことって何でしょうか?

それは「投稿」ですよね?

さらに、「あーしたほうがいい、こーしたほうがいい」と考える「手直し」も、重要かつ緊急ですよね。

でも、一番大事なのは重要だけど緊急じゃないこと。

Instagramで言うなら、インサイトを見ることなんです!

  • あなたのことを見てくれた人がどんな行動を起こしたのか
  • 何人の人があなたの投稿からプロフィール欄に行ってくれたのか
  • 何人がウェブサイトURLをクリックしてくれたのか
  • 何人があなたの投稿にいいねを押したのか
  • 何人の人がその投稿に対してコメントを入れてくれたのか

こういったことをちゃんと分析することによって、どんな投稿が響きやすくて、どんな投稿がスルーされやすいのかがわかってきます。

その内容や文字の使い方、色合いなどを分析して学び、戦略を立て、よりクリエイトしていく。

これを繰り返していく必要があるんです。

アンテナを張っておくことも大事

それにプラスして、新しい情報を手に入れるための「アンテナ」を張っておかないとダメですよね。

つまり、敏感に視野を広げておくことですね。

そのために必要なのが、重要かつ緊急なことをできるだけ少なくして、余裕を持つこと。

絶対に自分がやらなければならないこと以外は、できるだけアウトソーシングできるようにしていきましょう。

私自身も治療には自信がありますが、経営者としての修行をしてきたわけじゃありません。

私の得意分野ではないんですから、得意な人に任せた方がいい。

そうしていくことによって、考える時間や心のゆとりもできてくるんです。

なのであなたもぜひ、緊急ではないけど重要なことに専念していってくださいね^^

おわりに

スティーブンコヴィー先生は、大抵の人は

  • 重要かつ緊急なこと
  • 重要でもないし緊急でもないこと

この2つを行ったり来たりして何も変わらない人生を送ってしまうと言っています。

今より上に上がっていくためには、

  • 重要だが緊急ではないこと

にどれだけ大きなリソースを使うかにかかってくることを覚えておいてくださいね^^