多くの人は、つい周りの人と同じような考えや行動をやってしまいがちです。

自分がAだと思っていても、周りの人全員がBだと言ったら、自分もBだと考えてしまう…。

よく言えば協調性が高いということですが、治療院経営を始めとするビジネスの世界では、このタイプの協調性は悪い方向に働きます。

なぜなら、人と同じようなことをしていては、お客さんに選んでもらったり、卓越した結果を出したりするのが難しくなるからです。

今回は、8割の人と同じような行動をするのではなく、勇気を持って2割の人になることの大切さをお伝えしていきます。

成功者はブレない軸を持っている

世の中の成功者の多くは、自分の中にブレない軸を持っています。

柔軟な思考を持っていて、ビジネスの戦略も柔らかい頭で考えることができる。

新しい集客方法や新しい技術が誕生したら、いち早く試そうとするのが成功者です。

しかし一方で、「ここだけは譲れない!」という頑固な一面を持っているのも事実。

たとえば、「絶対に1日1時間は勉強の時間を取る!」という強いこだわりを持っていたりするのです。

一般人は周りに流されてしまう

一方で世の中の多くの人たちは、自分の中にブレない軸を持っていることが少なく、周りに流されてしまいがち。

たとえば、周りの人がお酒を飲んでいたら、自分も飲む。

周りの人がギャンブルで楽しそうにしていたら、自分もギャンブルをやってみる…というように。

周りの人と同じように行動することは、「自分は一人じゃない」という安心感が得られるものです。

しかし周りに流されて自分だけの軸を持っていない人は、ビジネスの世界で成功を手にすることは不可能なのです。

成功者は、どこかで人と違うことをしている

実際、成功者は普段からどこか人と違うことを実践しているものです。

たとえば、「成功者の多くは超早起きである」という話を聞いたことがありませんか?

普通の人たちが家を出る直前に飛び起きて仕事へ行くのに対して、成功者は早朝に起きて自分だけの時間を確保し、勇気の時間を過ごす…。

あるいはその逆で、周りの人が寝静まった深夜に活動を開始して、人が寝ているときに圧倒的な成果を出す…というタイプの成功者もいます。

どちらのタイプも、普通の人々と違ったライフスタイルを送っているのが特徴。

そうすることによって普通の人々とは違った刺激が脳に届き、思考のパターンや価値観に変化を与えるのです。

何でもかんでも逆を行けばいいわけじゃない

もちろん、何でもかんでも人逆を行けばいいというわけでもありません。

多くの人が毎日食事をしているからといって、自分だけで食事をせずに過ごせば、飢え死にしてしまいます。

治療院経営をしているのに治療の技術を磨くのをサボってしまえば、成功できるはずがないのです。

大切なのは、人と同じ道を通る場合と、人とは逆の道を通る場合を見極めることなんです。

ライバルが遊んでいるときに、勉強するのが成功者

人がやっていることの逆を行くことで成功するパターンとして、わかりやすいのが「勉強」でしょう。

多くの人がテレビやスマホで遊んだり、旅行に行ったりしているときに、自分だけ熱心に勉強する。

夏休みの時期や年末年始の時期はまさにそんなシチュエーションになりますよね。

ライバルが遊んでいるときに自分だけは勉強してスキルアップする…。

それができる人が、成功者の仲間入りを果たすのです。

「わかっていてもできないこと」を実践しよう

「健康な食事をとって、定期的に運動する」
「毎日家族に”ありがとう”という言葉をかける」
「日記を書き続ける」

このような「やったほうがいいのはわかっているけど、できない」という習慣を実践するのもおすすめです。

このような習慣は、身につけるだけでも圧倒的に成功者に近づけるようになります。

しかし多くの人は、何かと言い訳をつけてサボってしまう。

あなたがその逆を行くことによって、多くのライバルに差をつけることができるでしょう。

語るだけの夢を実現してみよう

夢だけ語る人ではなく、その夢を実現する人になることも効果的。

たとえば多くのサラリーマンは「会社を辞めて起業したい」という夢を語ることがよくあります。

しかし実際には、8割以上のサラリーマンが会社に残り、起業なんて経験せずに定年を迎える…。

自分が口にした夢を実行できる人になれば、どんな未来だって手に入れられるようになりますよ。

具体的にどんなふうに行動すべきか?

では、世の中の8割の人とは逆のことをするために、具体的にどんな行動をしていけばいいのでしょうか?

ここでは今日から実践できる2つのポイントを取り上げていきたいと思います。

①他人ではなく、自分が信じる道を進む

まず1つ目は、世間体や周囲からの目を気にするのではなく、自分が信じる道をひたすら進むこと。

私たちが何か新しいことに挑戦したり、これまでにないやり方を試そうとする、必ず周りの人から反発が起こります。

「そんなのやめといたほうがいいよ」
「今のままでいいんじゃないの?」

こうした意見に流されるのではなく、自分が信じる道を突き進むことが大切です。

自分の信念にしたがって前に進み続ける限り、周りの人の声は聞く必要がないのです。

反対する人には耳を貸さなくていい

もちろん人からのアドバイスも全く聞かなくなってしまえば、ただの裸の王様になってしまいます。

ですので、人からのアドバイスを吟味して、参考にすべきところは受け入れることも大切です。

その上で、自分の信念は曲げずに前に進むこと。

それができれば、どんな世界でも結果を残せるでしょう。

②普段と逆のことをやってみる

8割の人と逆のことをするために、まずはちょっとしたことでもいいので普段とは逆のことをやってみましょう。

たとえば右利きの人なら、左手でスプーンを持って食事してみたり、左手でスマホを操作してみてもいいでしょう。

いつも決まった向きでデスクに腰を下ろすなら、デスクの向きを変えて座る位置を変えてみてもいいかもしれません。

このように普段とは違った行動をしてみると、私たちの脳に新たな刺激が届きます。

そうすることによって新たなビジネスアイデアにつながったり、脳が活性化したりする効果が得られるんです。

これまでと違った集客をやってみよう

このブログでおすすめしたいのは、これまでとは違った集客方法を試してみること。

たとえば、これまでチラシや看板、PPC広告などを使った集客をしていた人なら、新しくSNS集客を始めてみてください。

新たなやり方に挑戦してみたことがきっかけで、治療院経営が一気に軌道に乗ることもよくあります。

またSNS集客をやったことがないなら、このブログの過去記事なども参考にして、ぜひ挑戦してみてくださいね。

おわりに

治療院経営で成功を収めたいなら、周りの人と同じことをやっていても意味がありません。

「8割の人とは逆のことをする」を習慣化して、成功を手に入れましょう。