あなたは孤独な時間を楽しめるタイプですか?
それとも、常に人と一緒にいたいタイプですか?
これらはどちらが正しいという答えがあるわけではありませんが、ビジネスの世界で成功を収めるなら、孤独な時間を楽しめるタイプの方がずっと有利になります。
今回は、孤独を楽しめる治療家だけが、ビジネスの世界で成功できるという話を書いていきます。
コロナの影響で、孤独な時間が増えた
2020年の新型コロナの流行によって、日本全国で外出自粛のムードが広まりましたよね。
緊急事態宣言の際には、治療院を閉めて一定期間休業した…というところも多いと思います。
このような新型コロナの影響によって、多くのビジネスパーソンが「以前よりも孤独な時間が増えた…」と感じているはず。
気軽に友達と遊びに行くことが難しくなり、家族で旅行を楽しむのもはばかられる‥。
その結果、家の中にこもって、一人で治療院経営について考える時間も増えたことでしょう。
孤独を楽しめるかどうかが、大きな差に
家にいる時間が長くなった結果、家族と過ごすことが多くなり、むしろ孤独な時間が減ったという人もいるかもしれませんね。
家族とゆっくり過ごす時間は、私たちの幸福度を上げてくれる時間になるでしょう。
でも、1人の治療家として治療院経営を成功させるためには、ときには孤独な時間を作ることが不可欠なんです。
それができるかどうかによって、ライバルと大きな差につながるでしょう。
ムダな人付き合いが、あなたの成功をジャマする
そもそもビジネスパーソンにとって、ムダな人付き合いによって孤独な時間がジャマされることは、成功から遠ざかることを意味します。
もちろん、家族との時間や成功者から学ぶ時間は、ムダな人付き合いというわけではありません。
たとえば同窓会に参加して飲みまくったり、一緒にいても楽しくない人と付き合う時間が、ムダな人付き合いに分類されます。
こうした時間は今すぐにカットして、孤独な時間を作る必要があるんですね。
異業種交流会や飲みニケーションは最大のコスト
ビジネスの世界で結果を出せていない人は、異業種交流会に参加するのが大好きで、飲みニケーションに意味があると勘違いしているようです。
人脈づくりのために異業種交流会に参加しても、人脈を作れない人としか知り合いになれません。
お酒が入った場所で、治療院経営についての生産的な会話ができるということもないでしょう。
そうした時間は、私たちのエネルギーを奪う最大のコスト。
もしこうした行事に参加しているなら、今すぐにカットしていきましょう。
孤独を嫌うのは、人として当然の本能
私たち人間は、もともと孤独を嫌うようにプログラムされています。
狩猟採集時代には、孤独になること=死を意味していたからです。
コミュニティに属し、孤独から逃げることが生存確率を高めてくれていたんですね。
あなたが孤独を嫌うタイプなら、そうした本能が強く表れているだけ。
一匹狼タイプは、優秀で能力が高い
しかし一方で、一匹狼タイプで孤独を好むタイプの人は、知的で優秀で、能力が高い人に多いというデータもあります。
実際、成功者の多くも孤独の時間を大切にするタイプ。
会社経営から離れて孤独に考える時間を作っている経営者や、自分だけが入れるパーソナルスペースを持っている資産家というのもよく聞く話です。
あなたもこうした成功者の仲間入りをしたければ、やはり孤独な時間をしっかりと確保することが必要なんですね。
成功とは、孤独な時間に作られるもの
成功者が孤独な時間を大切にしているのは、自分一人で考えられる時間を作りたいからです。
そうすることで静かに自分の世界に入り込み、新たなビジネスアイデアを考えたり、抱えている問題を解決したりするわけです。
成功者は仕事中にも考える時間を持っていますが、日常生活の中では私たちの思考をジャマする刺激が多すぎる。
たとえば周りの人の会話だったり、スマホから飛び込んでくる情報だったり、テレビやラジオの音楽だったり。
こうした雑音があると、どうしてもクリアな思考を保てなくなってしまうんですね。
そういう意味では、孤独な時間こそが成功を形作ると言えるでしょう。
静かな環境で集中することが、収益に直結
昔からアイデアが浮かびやすい場所として、「三上」という言葉もありますよね。
馬上、枕上、厠上。
つまり乗り物の上、ベッドの上、トイレの上という3つの場所が、アイデアが浮かびやすい場所として昔から言い伝えられているのです。
このような環境は、どれも静かな環境で孤独に思考できる場所。
私たちが新たなアイディアを考えてビジネスを成功させるためには、孤独に考えられる時間と場所が不可欠なのです。
お金よりも貴重な時間という資源
そもそも会社の経営者として働く私たち治療家にとっては、お金よりもずっと大切なものが1つあります。
それは「時間」です。
お金は一度失っても稼いで取り戻すことができます。
でも、時間を失ってしまえば、後からは決して取り返すことができません。
無駄な人付き合いで1時間浪費してしまえば、勉強したり働くことができた時間を失ってしまうというわけです。
仮にあなたの時給が1万円なら、1時間の浪費は1万円の浪費と同じことなんですね。
誰にもジャマされない時間を作ろう
もしあなたが今ビジネスに行き詰まっていたり、孤独な時間が取れていないなと感じるなら、一度誰にもジャマされない時間と場所を確保してみましょう。
できればスマホやパソコンも使わず、情報を遮断して思考する時間を作ることが理想です。
たとえば、紙とペンだけ持って近くのレンタルスペースを利用してみる。
そうするだけでも、普段よりもずっと新しいアイデアが浮かびやすくなり、これまで悩んでいた問題も解決するかもしれません。
孤独な時間を作るための時間管理術
とはいえ、普段から治療院経営に携わっている人からすれば、孤独な時間を作ることは難しいかもしれません。
なかなか孤独な時間が作れない人は、一体どうしたらいいのか?
この記事でおすすめしたいのは、普段よりも早い時間に起きて、誰にも邪魔されない静かな環境を確保するという方法です。
早朝の時間を効果的に使おう
家族と一緒に生活している人でも、普段より1時間早く起きて子どもや奥さんがまだ寝ている時間から活動すれば、1人でゆっくりと考えられる時間を確保できます。
早朝の4時や5時であれば、外から聞こえてくる雑音もほとんどないはず。
そんな環境の中で、新しいビジネスアイデアや、抱えている課題について考えてみましょう。
おわりに
ビジネスの世界で成功できるのは、孤独な時間を楽しめる人だけ。
あなたも普段より少し早起きすることで、1人でじっくりと思考できる環境を作ってみてください。