「今日もスマホばかり使って時間が過ぎてしまった…」

なんて日はありませんか?

もっと他にやらないといけないことがあるのに、ついスマホに手が伸びてゲームやSNS、YouTubeを見てしまう…という出来事は、ビジネスパーソンならあるあるだと思います。

でも、スマホばかり使っていても生産的ではありませんし、売り上げが増えるわけでもない。

スマホ依存症なくらい使い過ぎているなら、すぐにそのライフスタイルを改めるべきです。

こなきは、スマホ依存症を手放すための3つのコツについて紹介していきます。

私も昔、だらだらスマホを使ってました

かくいう私も、実は昔はスマホをいじって時間を潰していました。

今よりもお客さんが少なく売り上げが安定していなかった頃には、自費治療の予約が入らず、保険治療はスタッフにお任せ。

暇になった時間をどう過ごしていたのかと言えば、バックヤードでスマホをいじっていたんです。

ほとんど仕事をすっぽかす形で、ゲームやYouTubeなどをやっていたんですね。

「このままじゃダメだ!」→どうしたらいい?

当然、そんなことをしていれば売り上げがダダ下がりして、経営もピンチに陥ります。

そこで「このままじゃダメだ!」と危機感を覚えて、スマホとの付き合い方を見直し、もっと大事なことに時間を使うようになりました。

その結果、SNS集客を始めてLINE@にも見込み客が集まり、今では月商500万円の治療院を安定して経営することができています。

今の自分があるのは、スマホばかり使う生活から抜け出せたことも要因の1つなんですね。

なぜスマホに依存してしまうのか?

そもそも私たちは、なぜスマホに手を伸ばしてしまうのでしょうか?

その原因は、私たちの脳内ホルモンの「ドーパミン」が関係しています。

ドーパミンというのは、「何か得られるかもしれない」という期待感を煽るホルモンです。

私たちがスマホに手を伸ばした時、「もしかしたら新しい通知が来ているかもしれない」「ゲームがアップデートされているかもしれない」「気になっているあの子からLINEが来ているかもしれない」と、期待感が発生します。

これは、ちょうどギャンブルに没頭してしまうときと同じ状態。

「もしかしたら次は大当たりかもしれない」とお金をどんどん投入するように、私たちの貴重な時間をスマホというスロットマシンに投入し続けてしまっているのです。

スマホ時間を減らすメリット

まるでスロットマシンのような誘惑を断ち切って、スマホの時間を節約することができると、大きな自由時間が生まれます。

空いた時間で治療のスキルアップをしたり、新しい集客方法を学んだりすることもできるでしょう。

時間が増えるというメリット以外にも、スマホ依存症から抜け出すことでさまざまな利益があります。

①集中力がアップする

たとえば集中力がアップすることも、スマホ時間を減らす大きなメリットです。

これまで1時間に1回はスマホをチェックしなければ気が済まなかった人が、1日に2〜3回に減らせば、1つのことに長時間集中できるようになります。

1つの作業をしているときに、なんとなくスマホが気になって手にとってしまうと、集中力が大きく下がってしまう。

その動作がなくなるので、より長い時間仕事や勉強に集中できるようになるのです。

②睡眠の質向上

特に日が沈んだ後にスマホを触る時間を減らせば、睡眠の質が高まる効果も期待できます。

なぜなら、ブルーライトを浴びる量が減って夜の寝付きがよくなるから。

ブルーライトは太陽光と同じように、「まだ外は明るいよ」ということを脳に錯覚させてしまいます。

このブルーライトが減れば、脳も「もう寝る時間なんだな」と認識して、就寝モードに切り替わりやすくなるわけですね。

③本や映画を楽しめるようになる

スマホを使い始めてから、本や映画をゆっくり楽しむ…という経験が減ってはいませんか?

暇になるとすぐにスマホを使うようになった結果、長時間読書や映画鑑賞に集中できなくなっています。

しかしスマホ依存症を卒業することで、こうした作品に没頭できるようになるでしょう。

ビジネス書を読んで自己投資してもいいですし、娯楽映画や小説を楽しんで心の栄養補給をしてもいいですね。

スマホ中毒から卒業する3つのコツ

では、ついスマホに手が伸びてしまうスマホ依存症から抜け出すために、具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか?

ここでは、スマホ依存症を卒業するのに役立つ3つのテクニックをご紹介しましょう。

スマホの代役を作る

タバコが習慣になっている人が禁煙するときには、「パイポ」と呼ばれるタバコの形をしたアイテムを使うことがあります。

これは、「口に何かをくわえていたい」という欲求を発散させるためのアイテム。

同じように、スマホを触りたいという欲求は、別のアイテムを使って発散させてあげるといいでしょう。

たとえば、暇つぶしのためにスマホを使っているなら、本やマンガを代わりに読むといいでしょう。

調べ物にスマホを使って余計なことを始めてしまうなら、パソコンで調べ物をするといいかもしれません。

まずはスマホを使いたいという欲求を否定するのではなく、別の方法で発散させることを考えてみましょう。

スマホを遠い場所に置いておく

物理的に手が届きにくい場所にスマホを置いておくのもおすすめです。

たとえば、自宅なら玄関にコンセントをつないでスマホを充電しておく。

これならスマホを使うためにわざわざ玄関までいく必要があるので、「めんどくさいから今はいいかな」と思いとどまることができます。

鍵付きの金庫に入れたり、家族の誰かに預かってもらうのもいいでしょう。

「取りに行くのがめんどくさい」「返してもらうのがめんどくさい」というデメリットが、スマホを使うメリットを上回れば、簡単にスマホ依存症を手放すことができます。

2台目のスマホを契約する

とはいえ、仕事中にスマホを一切触らないというのは、ビジネスパーソンなら難しいかもしれません。

ときには仕事の電話や連絡が来ることがあるなら、一切使わないのは現実的ではないでしょう。

そんなときには、スマホを2台用意するのがおすすめです。

1つはプライベート用で、1つは仕事用。

仕事中は仕事用のスマホだけしか使えないようにして、仕事に関係ないアプリも一切入れない。

こうすることで、仕事上の問題を抱えることなくスマホ依存症を手放せるようになりますよ。

おわりに

だらだらスマホでYouTubeを見てしまう自分を、精神論で変えようとするのは絶対に無理です。

1つのことをやめたいと思うなら、そのために周りの環境をや仕組みを変えることが大切。

あなたもスマホ依存症に悩んでいるなら、ここで紹介した対処法を試してみてはいかがでしょうか?