集中力は今からでも身につけられる!
「なかなか勉強する集中力が続かずに困っている…」
そんな経験がある先生はいませんか?
治療院の集客を成功させるためには、マーケティングや行動心理学の勉強をすることが不可欠になります。
しかしマーケティングも行動心理学もボリュームがあって専門用語も多いので、集中して学ぶ姿勢がないとノウハウをインプットすることはできません。
もしかすると、自分の集中力に自信がない人の中には「でも、私は昔から集中できないタイプだったから」というマインドセットを持っている人も多いかもしれません。
実はそうした考え方は正しくありません。
集中力というのは、生まれつきで決まっているものではなく、後から伸ばしていけるスキルだからです。
3時間の仕事を1時間で終わらせるのが理想
集中力を高めることができると、これまで3時間かかっていた仕事を1時間で終わらせる…ということもできます。
生産性が3倍に高まることで、従来よりも余分な時間が手に入るようになります。
その時間を使って家族との時間やプライベートの時間を増やしてもいいですし、さらなる勉強や仕事の準備にあててもいいでしょう。
集中力を最大まで高めることによって、1つのことにかける時間を最小にすることがポイントになるわけですね。
小さなコツを知れば、集中力は高まる
しかし、多くの人は集中力を高めるための方法論を知らずにいます。
なんとなく「集中力を高めたほうがいいんだろうな」と思いつつも、どうやって集中力を高めたらいいのか具体的にはよくわかっていない先生がほとんどではないでしょうか?
そこでこの記事では、誰でも簡単に集中力をアップさせるためのテクニックを3つ紹介していきますね。
集中力がアップする行動①スマホを手放す
治療や集客の勉強をするとき、あなたの身の回りには何が置かれているでしょうか?
本やノート、学習用のパソコンなどと一緒に「スマホ」が置かれていませんか?
そしてそのスマホは、簡単にゲームやSNSができるようなホーム画面になっていないでしょうか?
私たちが集中力を長続きさせられない大きな原因は、他のことに注意が向いてしまうことにあります。
スマホを必要としない勉強でスマホを手元に置いていたりすれば、ついスマホに手が伸びて作業が中断してしまうんですね。
集中力が下がる原因は、注意散漫
もちろん、SNSの使い方について勉強しているときにはスマホを使って実践するのが不可欠でしょう。
その際にも、余計なアプリを立ち上げることなくSNSだけを使うよう徹底しないといけません。
あなたにも経験があると思いますが、勉強のためにYouTube動画を見ていたとしても、いつしか関連動画からエンタメ系の動画を視聴していたりするものです。
スマホもSNSもYouTubeも、世界トップクラスに優秀な人たちが私たちの時間を1秒でも多く奪おうとデザインしたものなのですから、そんな強力な誘惑を手放すのは至難のワザなのです。
誘惑のもとは、遠くて見えない場所へ
もしあなたがスマホに集中力を奪われてしまっているなら、スマホをどこか見えない場所に置いておきましょう。
仕事部屋からは一番遠いところ、玄関や物置部屋がベストですね。
「大事な電話がかかってくる可能性があるから」と遠くに置くことに抵抗があるなら、せめて視界に入らないよう机の引き出しや収納ボックスの中にしまいましょう。
ダイエットでも同じですが、スマホやお菓子などの誘惑のものを自分の近くに置かないことが、目の前の目標に集中する一番のコツなのです。
集中力がアップする行動②時間を視覚化する
私たちはお金の無駄遣いには慎重になりますが、時間の無駄遣いには無頓着なことが多くあります。
たとえば自分の時給が1万円として、本来は1時間で終わるはずの仕事に3時間かけてしまったら、それだけで2万円の損をしてしまったと考えるべきなのです。
とはいえ、時間というのは銀行口座の残高のようにわかりやすい数字ではないので、上手に可視化してあげる必要があります。
そのためのテクニックとしては、タイマーを使うという古典的な方法がおすすめです。
タイマーで時間を区切ろう
なるべく文字盤が大きめのキッチンタイマーを用意して、30分や1時間にセット。
キッチンタイマーが鳴るまでにここまで進めよう!…という方法で仕事や勉強に取り組むわけですね。
こうすることで、刻一刻と減っていく時間を具体的にイメージすることができます。
さらに「この時間までに終わらせないと!」という締め切り効果も手に入るので、目の前の仕事に集中しやすくなるのです。
ポモドーロテクニックがおすすめ
ちなみに、キッチンタイマーをかける時間としては、30分や1時間ではなく「25分」がおすすめです。
25分作業をして5分休憩する…というのが、「ポモドーロテクニック」と呼ばれる手法です。
人間の集中力は30〜90分程度とされているので、集中力が切れてモチベーションが下がってしまう前に、強制的に休憩を入れるのがポイント。
ポモドーロテクニックについては、アプリやWEBサービスも多く存在するのでうまく活用してみましょう。
集中力がアップする行動③他人と約束する
自分で決めたことのはずなのに、ついサボってしまう…という自分に甘いタイプの人もいると思います。
心の中では大きな成果を望んでいるにもかかわらず、実際には集中力が続かず自分との約束の守れない…という人は、メンタルを病んでしまいやすいので注意が必要です。
自己嫌悪や自信の喪失によってネガティブな感情が大きくなってしまうと、行動するエネルギーも削られていってしまうからです。
そんなときには、自分一人だけで作業するのではなく、他人と一緒に取り組んだり約束を結んだりするのがおすすめです。
自分との約束が守れないなら、他人と約束を
どんなに自分に甘い人であっても、他人との約束なら守れるという人は多いはずです。
自分との約束は何かと理由をつけてサボってしまうけど、他人との約束なら必ず守ることができる…そんな心理を利用して、自分の目標を他人に宣言してみましょう。
たとえば、ビジネスパートナーや家族などに向けて「今日はこれとこれをやる!」と公言しましょう。
すると「相手からの信用を失いたくない」と考えて、約束を守れるようになるはずです。
SNSを活用するのもおすすめ
もし自分の身の回りに目標を宣言できるような相手がいないなら、SNSを使うというのも手です。
SNS上で「今日はこれをやります!」と宣言して、フォロワーさんとの約束を作るというイメージです。
「来週までに新たなサービスを開始します!」「来月はキャンペーン企画を行います!」のように、たとえ準備が整っていなくても告知してしまうというのもおすすめです。
「宣言したからには間に合わせないと!」と考えて、普段よりも高い集中力を手に入れることができるでしょう。
おわりに
今回は、勉強や仕事の集中力を高めるためのコツについて紹介してきました。
集中力が低くて悩んでいる先生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。