資金ゼロからでは、できることが限られる
この記事では、前回に引き続き私がゼロから月500万円の売り上げを手にした方法について解説していきますね。
まず資金ゼロからのスタートの場合、PPC広告やチラシといったお金がかかる集客方法は、やりたくてもできないのが現実になります。
ですので私がまず始めたのは、SNSとLINEを使った集客方法です。
SNSなら無料で始めることができますし、何より失敗したとしても損をしないのが特徴。
さらに、SNS集客を通じてマーケティングや行動心理学の勉強にも役立つのもメリットです。
トイレをきれいに使ってもらうためには?
たとえば、行動心理学を学べば言葉一つで相手の行動を大きく変えることができたりもします。
あなたにも経験があると思うのですが、コンビニなどでトイレを使うと、「トイレはきれいに使ってください!」といった張り紙がしてあることってありますよね。
でも、こうした言葉では人の行動を変えることはできません。
一方で、「いつもトイレをきれいに使っていただき、ありがとうございます!」という言葉に変えるだけで、トイレをきれいに使ってもらえる可能性が高まったりするんですね。
他にも、ガソリンスタンドに車を停めて「エンジンオイルの点検しませんか?」と言われても、あまりその気にはなりませんよね。
でも、「エンジンオイルの危険度を調べてもいいですか?」と言われたら、なんだかやらなければいけないような心理になるでしょう。
私たちが学ぶべき行動心理というのは、このような言葉の使い方も含まれるんですね。
治療の勉強と同じくらい、ノウハウを学ぶ必要がある!
私はこれまで、治療についての勉強をひたすら積み重ねてきました。もちろん今も勉強を続けています。
でも、治療についての勉強と同じくらい、私たちはマーケティングや行動心理学についても学習する必要があるんです。
SNSとLINEだけを徹底的にやってきた
私がやってきた具体的な集客としては、以前も紹介したInstagramとYouTube、そしてLINEの3つになります。
これらを必死にやってきた結果、割と簡単に月商100万円を達成することができました。
というのも、SNS集客をやっていると自然とマーケティング・行動心理学の知識が身につくからですね。
そうやって身につけたノウハウをもとに、HPやチラシにお金をかけることで大きな結果につながるわけですね。
ノウハウなしで集客を始めても意味がない
マーケティングや行動心理学のようなノウハウが身についていなければ、たとえ有料の集客方法を使ったとしても売り上げは伸びないでしょう。
PPC広告のような手法を、ノウハウゼロではじめたとしても結果にはつながりません。
ちなみに私は、現在はMEOやTikTokといった手法にも挑戦している最中。
HPも持ってはいますが、昔に作った名ばかりのHPでしかありません。
そんな私でも、トータルで月500万円の売り上げになっているんですね。
月150万円を稼ぐのは難しくない
もしゼロの状態から集客を始めるなら、私がまずおすすめしたいのはSNSとLINEを使ってみることです。
これだでも、月100万円の売り上げを目指すのは難しくありません。
その売り上げから残った利益で、チラシやHP、PPC広告などに投資していくことがベストです。
そうすることで、月150万円稼ぐ未来も見えてきます。
実質的には、コストゼロで有料の手法を使った集客を始められるようにもなるのです。
新患さんにリピートしてもらうために
売り上げを伸ばす方法としては、新患さんを集客するのも大事ですが、その新患さんに継続的なお客さんになってもらうための工夫も不可欠です。
いわゆるリピート戦略と呼ばれる考え方ですね。
私はSNSを通じた無料集客によって、実はリピーターを増やすために必要なことも見えてきたっていう実感があります。
実際、私もSNS集客を始めてから、大きくリピート率が向上したんですね。
リピートには理由がある。リピートしないのには理由がない
そもそもリピートに対する考え方として、リピートする人には明確な理由やモチベーションがあります。
一方で、リピートしない人には、それほど明確な理由がなかったりします。
たとえば、あるご飯屋さんに行って、仮に味がイマイチだったらリピートしないのは当然。
でも、そこそこの味だったとしても、リピートはしなくなりますよね?
「なぜリピートしないんですか?」と言われても、具体的な理由を答えられる人は少ないはずです。
「聴きとる」ことが究極
あと、少し前に私の店舗のところへ、お客さんからご意見をいただいたことがありました。
そのご意見に対して、スタッフと一緒にどうやって改善したらいいか?と考えたことがあったんですね。
そのときに私が思ったのは、「どれだけ相手の気持ちに立って考えられるかは、人によって異なるんだな」ということでした。
私は『聴きとる』という言葉をよく使いますが、お客さんの話を『聴きとる』ことができる先生が、実は究極なんじゃないかと思うのです。
治療が停滞したとき、どう接するか?
仮にあなたの治療院に新患さんが訪れて、治療に関する説明やカウンセリングを受けて「なるほど!そういう治療なんですね」と納得してもらったとします。
そのまま施術を受けてもらって、満足してもらうことができれば、リピートにつながるわけですね。
でも、リピートしていくうちに最初のような劇的な変化がみられなくなってくることがあります。
いくら施術を受けても、なかなか効果が表れないという状態です。
そんな停滞期に、お客さんとどう接したらファンになってくれるのかを考えるのが重要なのです。
最初だけがんばっても、意味がない
多くの先生は、新患さんの大切さをよくわかっているため、最初は新患さんへの説明をがんばる傾向にあります。
どこの店舗でも、初診のカウンセリングには力を入れているはずです。
でも、その後も継続して検査をしなかったり、毎回同じ治療を繰り返していたりする先生が非常に多い。
しかしお客さんからすると、初診のときの話をほとんど覚えていない…なんてことがあるんですよね。
治療を繰り返すことでお客さんのなかの理解度がどんどん深まっていくにつれて、先生側が提供する知識や治療もレベルアップさせていく…・
それこそが、お客さんに納得や感動を感じてもらうためのコツなんですね。
人間力が高まれば、自然とリピート率が向上
治療院経営では、患者さんの考えていることや悩んでいることを見つめ続けることが、何よりも大切になります。
そうでなければ、二人三脚で健康に向かって進み続けることは難しいからです。
要するに、ここでも必要になるのが「人間力」なんですね。
これができれば、自然とリピート戦略につながります。
あなたがどれだけ真剣に治療しているか、どんな気持ちで施術しているのかを伝える力こそ、売り上げを伸ばすために不可欠であるということです。
おわりに
前半の記事に引き続き、私がゼロから月500万円稼いだ方法についてお伝えしてきました。
ここで紹介したことを参考にして、あなたの治療院経営にも役立ててくださいね。