見込み客には4つのタイプがあり、「今すぐ客」ではなく、「そのうち客」や「潜在客」を狙うことが大切。
そしてHPやLP、Instagram、Googleマイビジネスを使って話を聞いてくれるファンを増やし、LINE@に集めること。
このような流れで来店を促すのが大切であると、前半パートでお伝えしてきました。
今回はその続きとして、LINE@にお客さんを集めるための具体的なノウハウについて紹介していきます。
そのうち客をLINE@に集めて、今すぐ客に変貌
InstagramやGoogleマイビジネスなど、さまざまな媒体を使って、LINE@にそのうち客を集める。
そしてLINE@でしっかりと配信を行うことが、治療院集客では大事になってきます。
また、LINE@には既存のお客さんもいるわけですから、そうしたお客さんとコミュニケーションをとって信頼関係を構築することも大切です。
そうすることで、集めたそのうち客を、新規の今すぐ客に変貌させることもできるからです。
お客さんにとっては、15分の治療は日常の1コマ
そもそも私たちは、週に1回、せいぜい15分の治療でしかお客さんと触れ合うことができません。
私たちがどれだけ丁寧に接客して治療したとしても、お客さんにとっては生活の中のたった1コマでしかありません。
なので、普通にしていれば、お客さんに忘れ去られてしまうのが当たり前です。
LINE@配信を続けることで、覚えてもらえる
そこでLINE@を使って、2週間に1回、月に1回の配信をコンスタントに続けることで、「あ、あの時の先生だ!」と思い出してもらえるようになります。
「そういえば、次の予約しとかないと!」と、思ってもらえるチャンスだってあるのです。
その意味でも、LINE@はリピート対策には最適なツールなんですね。
認知、教育、来店のノウハウを持っているか?
治療院集客の基本は、認知・教育・来店の流れです。
Instagramを使って興味づけを行い、認知を増やすこと。
LINE@の配信を使って教育すること。
そして最終的に来店予約というゴールへ導くのが全体像になります。
LINE@をがんばっても、友達がゼロなら意味がない
その中でもLINE@は、あくまでも認知を増やした後に使うツールです。
なのでLINE@をどれだけがんばっていても、そもそもLINEの友達がゼロだったら、意味がないんですね。
その前に、「Instagramで興味づけができているか?」「MEO対策の正しいノウハウを知っているか?」のほうがよっぽど大切なのです。
PVは伸びているのに、来店が増えない場合は?
仮にMEOでたくさんの人が見てくれているのに、来店されずに悩んでいたとしましょう。
その原因はどこにあると思いますか?
答えは、HPやLPです。
来店またはLINE@に登録してくれるHP・LPになっていないということ。
お客さんからの反応が取れる、または決定力があって直接来店につながるような、HPやLPを作るのが大切なんですね。
一方で、人は集まっているのに来店されないという状況なら、LINE@のテクニックが不足しているということになります。
テスト、テスト、テスト
反応が取れるHP、決定力があるLPを作るためには、とにかくテストを重ねるしかありません。
自分で何度も作り替えて、試行錯誤するから、最高のHP・LPが完成するわけです。
ということは、業者さんにお金を払って作ってはいけないということでもあります。
PPC広告やクーポンサイトのようにお金をかけて集客しようとすると、お客さんの気持ちがわからなくなってしまうんですね。
価値を伝えるトレーニングをしよう
どうやって表現したら見込み客の心に刺さるのか?
自分たちの価値をどうしたら一番伝わるのか?
それを突き詰めて考えないと、どれだけ治療の価値を高めていたとしても、お客さんに10分の1しか伝わらずに終わってしまいます。
もしお金を払って集客していれば、どうやったら100%伝えられるようになるのか、学ぶ機会が奪われてしまうんですね。
今すぐ客のリピート率が低い理由
お客さんに価値を与えるトレーニングは、リピート対策にもつながります。
LINE@でしっかりと教育することができれば、最初から「リピーターになります!」と宣言しているお客さんがやってくるようなイメージ。
その一方で、教育なしの「今すぐ客」が来店する場合は、どうしてもリピート率が低くなってしまうんです。
なぜなら、今すぐ客には教育ができていないから。
どれだけ丁寧に初回のカウンセリングを行ったとしても、しっかり教育したお客さんと比べると、1回限りで終わってしまうことが多いんですね。
テストして改善の積み重ねが、最高の結果に
これはチラシを作る際にも同じことが言えます。
何度もテストを重ねて結果を見て、良いところをそのままに悪いところを改善して、またテストする…。
その積み重ねによって、最高のチラシができあがるというわけですね。
そこを全部お金で解決しようとして、チラシを業者さんに丸投げしていれば、お客さんの心にはどんな言葉が刺さるのかもわからずじまいになってしまいます。
来店までの壁をどう乗り越えるか?
お客さんが来店までたどり着く前には、大きな壁(ハードル)があるといわれます。
その壁を越えて来店してもらうためには、LINE@で最高のコミュニケーションを配信するノウハウが必要になります。
LINE@の教育を通じて一つひとつ階段を登ってもらえれば、簡単に壁を越えることができるんですね。
あなたはお客さんが壁を越えられるような配信ができているでしょうか?
LINE@登録までの壁は?
LINE@から来店までの間に大きな壁があるのと同じように、InstagramからLINE@に来てもらうまでにも壁が存在します。
つまり、Instagramでフォロワーは集まるけど、LINE@に人が集まらない状態です。
ここでもやはり、お客さんが壁を乗り越えてもらうための興味づけや見せ方ができておらず、ノウハウが足りていないといえます。
正しいノウハウを正しく実践すれば、間違いなくLINE@にお客さんが集まるはずなんです。
いつの時代にも使える集客を身につけよう
認知・教育・来店のステップで治療院集客を続ける中で、自分にとって最も良い方法や得意不得意が出てくると思います。
そうしたノウハウを叩き込むことで、お客さんの感情の流れや行動の流れが体に染み付いてくるようになる。
そんな状態になれば、たとえ集客の手法が変わっても、時代が変わったとしても安定してお客さんを集められるようになるでしょう。
なぜなら、人の心はどんな時代も変わることがないのですから。
おわりに
広告費をかけて集客する方法は、手間や時間を節約できるというメリットがありますが、お客さんの心が理解できなくなるという致命的なデメリットがあります。
そんな集客方法を、お金がない中小の治療院が行う必要はありません。
まずは自分でノウハウを学んでHPやLPを作り、Instagramを運用し、MEO対策に取り組んでみましょう。