ビジネスの世界で結果を出せる人というのは、何かしら周りとは違った習慣を持っています。
たとえば自己投資にお金を使うことだったり、時間を無駄にせず行動していたり。
そうしたちょっとした習慣の違いが、結果を出せる人と出せない人を分けるんですね。
今回は結果を出せる治療家に共通する思考習慣について、5つのポイントを紹介していきます。
人は習慣から作られている
そもそも私たちの日々の行動は、9割が習慣によるものだという説があります。
私たちが意識的に行動しているのはたったの1割で、ほとんどの行動が自動的に行われているということです。
これは、人の思考習慣にも同じことがいえます。
私たちは普段から、無意識に同じような思考で物事を考えています。
この思考習慣を変えることができれば、私たちの行動も、治療院経営の結果も大きく変わってくるんです。
成功する治療家は、習慣に秘密がある
実際に成功している治療家を見てみると、外見上は普通の先生のように思えます。
しかし実際には、思考習慣が普通の先生とはまったく異なっていて、同じ事柄があっても捉え方が全然違う…なんてこともよくあるんですね。
ということは、結果を出せる治療家の先生の思考習慣を真似してみるだけでも、治療員集客の成果を大きく変えることができるということです。
では、結果を出せる治療家の先生は、具体的にどんな思考習慣を持っているのでしょうか?
ここでは5つのポイントを紹介していきます。
①人に聞く前に、まず自分で調べる
結果を出せる治療家にまず共通するのは、人に聞く前に自分で調べるという習慣です。
調べたらすぐにわかることは、人に質問しない。
なぜなら、調べたらすぐわかることを質問することは、相手の貴重な時間を奪ってしまう行動だからです。
もちろん、人に聞かないと解決できない問題というのも、中にはあります。
それでも、Googleで検索して調べられる程度の知識は、必ず自分で調べて解決します。
これは意外とできていないことも多いのですが、ビジネスパーソンとして社会で生きていくなら、絶対に心がけたい習慣です。
②事実と感情は区別して行動する
SNSの使い方を見ていると、事実をしっかり確認せず、感情だけが先走って行動してしまう人をよく見かけます。
たとえば、「○○という食べ物がコロナに効くらしい!」という情報がSNSで流れてきたら、すぐさまスーパーに走っていて買い占めるなど。
結果を出せる人は、感情だけに身を任せて行動することはありません。
事実は事実、感情は感情と区別をつけて、事実をもとに行動することができます。
気分や感情によってその日の行動が左右されているのでは、一流の治療家にはなれないということです。
③読書の習慣を持っている
これは治療家以外にも言えることですが、結果を出せる人は例外なく読書の習慣を持っています。
中にはYouTubeで勉強する人もいますが、そのときにも絶対に2倍速で再生し、効率よくインプットすることを習慣化しています。
ちなみに、日本はアジアの中でもっとも本を読まない国として有名なんだそうです。
日本人の平均読書冊数は、1ヶ月あたり2.5冊。
さらに、45%もの人が1ヶ月にまったく読書をしないというデータもあります。
逆にいえば、週に1冊でも本を読む習慣を身につけたら、平均を上回るということでもあります。
成功しているビジネスパーソンは例外なく読書家という話もありますし、読書の習慣はぜひとも身につけておきましょう。
④わからないことは徹底的に調べる
結果を出せていないビジネスパーソンの中には、仕事の中でわからないことはスキップして、わかるところだけをやろうとする人もいます。
これでは成長するチャンスがありません。
結果を出せる人というのは、わからないことを突き詰めて調べて、考え、理解することで成長につなげています。
もし今わからないことをほったらかしにする習慣を持っていると、この先もどんどんわからないことをそのままにしてしまいます。
こうした悪習慣は今すぐに断ち切って、わからないことは徹底して調べることを習慣にしましょう。
⑤他責思考ではなく、自責思考
何かミスやトラブルがあったとき、私たちの反応は2種類にわかれます。
1つは、周りの人や環境のせいにする他責思考タイプの人。
もう1つは、間違いを自分のせいだと認められる自責思考タイプの人です。
もちろんどちらにも一長一短があるので、絶対にこっちを選ぶべきだ!という正解はありません。
ですが結果を出せる人というのは、自責思考を持っている傾向が強いです。
なぜなら、自分に原因があると考える習慣を持っていると、悪いところを改善して成長できるチャンスになるからです。
あなたは悪いことがあったとき、つい人のせいにしたりしていませんか?
今からでも習慣は変えられます!
ここまで結果を出している人が持つ思考習慣について紹介してきました。
もしかしたら「自分には全部当てはまらなかった…」なんて感じる方もいるかもしれません。
でも、悲観的になる必要はありません。
なぜなら、習慣というのは今この瞬間から変えることができるからです。
普段の自分がどのように考えているかを振り返ってみて、習慣を変えようとする意識を持てば、人の行動だって簡単に変えることができます。
夜寝る前に、習慣を振り返ってみよう
習慣を変えるためにやるべきことは、シンプルです。
その日にどんな習慣を持っていたのか、夜寝る前に考える時間を作るだけでOK。
「他責思考にならず、自責思考で考えられたか?」
「今日も忘れずに読書したか?」
このように振り返る時間を確保するだけで、習慣は少しずつ変化していきます。
ぜひ今日の夜から実践してみてくださいね。
おわりに
治療院集客で結果を出せる人になりたいなら、まずは思考習慣を変えてみましょう。
私たちの行動の9割を占める習慣を変えれば、自然と治療院経営の結果も変わっていきます。
まずは1つの思考習慣からでいいので、明日の生活からちょっとした変化を加えてみましょう。