どれだけLINE@の配信をがんばっていたとしても、やり方が間違っていれば来店にはつながりません。
具体的な失敗パターンとして、前半パートで次の2つをご紹介しました。
- 文章が読みにくい
- 月に1回くらいしか配信しない
この後半パートでは、残りの2つの失敗パターンについても見ていきたいと思います。
【動画で見たい方はこちら!】
③配信の内容が、ただのお知らせ
LINE@配信の失敗パターンの3つ目は、お知らせばかり配信しているというものです。
もちろんお知らせを配信すること自体は悪いことではありません。
でも、その配信を読んでもらえなければ、せっかく書いても意味がなくなってしまいます。
じゃあどうやったら読んでもらえる可能性がアップするのか?
その答えは、配信内容を興味津々でチェックしてもらえるような関係性を、普段から築いておくことです。
「この人はおもしろい」という印象を勝ち取ろう
あなたのLINE@が「お知らせしか配信しないアカウント」という印象を持たれていれば、お客さんだって「ああ、またお知らせだね」と、最初から興味を持ってもらえなくなります。
でも、普段から興味深い内容や楽しませてくれる内容、感心させてくれる内容などを配信していたらどうでしょうか?
つい見たくなる内容、見逃したら損すると感じる内容を配信して「この人のLINE@はおもしろい」という印象を勝ち取れば、どんな配信も興味を持って読んでもらえるようになります。
とはいえ、毎回お役立ち情報ばかり…というのも飽きられる原因になるので、さまざまなバリエーションを使って関係性を構築していきましょう。
LINE@を使う目的ってなんだっけ?
そもそも私たちは、何のためにLINE@を使っているのでしょうか?
当然、お客さんとコミュニケーションを取るためですよね?
LINE@に登録してくれるお客さんは、あなたに興味を持っているけど、信用はしていない状態です。
この距離感を少しずつ縮めていって、最終的にガッチリと捕まえてあげるのがゴールになります。
子どものころのエピソードだって、ネタになる
たとえば私は、三重県の松坂市というところが生まれです。
小学生のころは、6年間ずっと片道2時間かけて学校に通っていたことがあるんです。
このようなエピソードも、LINE@配信のネタになる。
たまにプライベートな配信を挟むことで、よりお客さんの興味を引きつけられるということです。
または、近所のお店を紹介してあげる…なんて配信もいいですね。
少なくとも、お店のお知らせを配信するだけの、LINE@にはならないように注意しましょう。
あなたの人柄を知ってもらうためには?
それから、LINE@の配信では、あなたの持っている世界観や価値観、キャラクターを盛り込むことも忘れないようにしてください。
LINE@の配信では、きれいな文章に意味はありません。
あなたという先生の人柄が伝わるような文章に、一番価値があります。
といっても難しく考える必要はなく、あなたのありのままの文章を書けばOK。
ただし、前半パートで紹介したような読みにくい文章にならないように注してくださいね。
④商売っ気がゴリゴリ
これは集客しようとLINE@をがんばっている人に多いパターンです。
「どんだけ来て欲しいねん!」と感じるような、商売っ気が伝わってくるような配信も、よくありません。
LINE@を使う目的は、最終的には「売らずして売る」ことのはず。
「どうやって先生の治療を受けたらいいんですか?」
「ここから予約できるんですか?」
このように、こちらから売り込まなくてもお客さん側から問い合わせが来るような状態が、理想です。
毎日オファーだらけでは逃げられる
時にはオファーを提示して、商売っ気を出すことも悪いことではありません。
私も月に1回くらいはオファーを出す配信をすることがあります。
「あなたの体にはこれだけの価値があるんですよ」
「このままいくと、最悪こんな状況になりますよ」
「治療を受けることで、こんな未来が手に入りますよ」
このように配信して、治療院に通う必要性があることを伝える。
そして最終的に、「治療を受けるんだったら、しまばし整骨院がいい!」と思ってもらって、予約フォームに進んでもらう。
このような流れでオファーを出せば、きっとYESがもらえるでしょう。
目的なきLINE@は、意味がない!
私がこのブログで言いたいのは、結局は「目的を持ってLINE@を配信しましょう」ということです。
LINE@の目的は、見込み客の人たちがどう感じるかにあるわけですから、見込み客が「いいな」と思ってもらえる内容を配信するのがベストです。
見込み客を中心としつつも、自分の世界観や価値観も発信していくことができれば、知らぬ間にファンが増えていくはずです。
見込み客からの反応を目指せ
単に文章を読んでもらいたいだけなら、読みやすい文章を心がければいい。
でも、私たちの場合はLINE@で反応をもらい、コミュニケーションを取りたいわけですよね?
だったら、親しみやすい雰囲気をつくって、普段からスタンプやコメントのやり取りで反応を増やしていくことが大切になります。
ライブでも、コメント返信が大切
たとえば私のライブでも、コメントを書いてくれたら必ず読み上げて返事をするようにしています。
LINE@だけではなく、ライブでもコミュニケーションを取っているということです。
LINE@のスタンプやコメント、ライブでのコメントといった小さなハードルを越えてもらうこと。
これを繰り返すことで、行動に移す習慣をつけてもらうのがポイントです。
小さなハードルを乗り越えて、行動の習慣をつける
この習慣がついていると、周りのお客さんも「自分もコメントしようかな」という気になって、人気のライブになることでしょう。
ライブに参加して、コメントを書いて返事をもらう…。
そんな熱量が高い状態で状態で、LINE@から「予約してください!」とオファーをかけることで、YESをひきだせるようになります。
スタンプやコメントのような小さなハードルを越えることの積み重ねで、大きな結果につながるのです。
おわりに
- 文章が読みにくい
- 月に1回くらいしか配信しない
- 配信の内容が、ただのお知らせ
- 商売っ気がゴリゴリ
この4つが、LINE@の配信に失敗してしまうパターンになります。
あなたのLINE@配信は、どれかに当てはまってはいませんか?
もし心当たりがあるなら、今日から改善していきましょう。