どんな世界にも結果が出せる人と出せない人がいるように、治療院集客でもうまくいく先生とそうでない先生が存在します。
では、この二人の違いはどんなところにあるのでしょうか?
今回は集客に困らない先生になるための秘訣について書いていきます。
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まず人気がある人をイメージしてみよう
集客がうまくいく先生とそうでない先生、その違いを比べてみると、考え方や行動などさまざまな要因があります。
でも、まずは一旦全部リセットして考えてみましょう。
そもそも人として人気がある人とそうでない人、その違いはどんなところにあるのでしょうか?
私が考える人気者の共通点としては、以下のようなポイントがあります。
- 明るい人
- 思いやりがある人
- 周りに気遣いができる人
- コミュニティを大切にできる人
- 聞き上手な人
人気がある人と一緒にいるとポジティブになれますし、思いやりがあって気持ちよく接することができますよね?
相手に活力を与え、相手から活力を受け取る好循環があるので、非常にいいコミュニティが生まれていきます。
その結果、みんながそのコミュニティを大切にしようと考えるようになるんですね。
では、人気がある店ってどんなところ?
一方で、人気のある治療院(お店)の共通点はどんなところにあるでしょうか?
お察しの通り、人気者の共通点と一緒ですね。
人気がある人=人気があるお店の共通点を考えれば、集客に困らない治療家になるための条件が見えてきます。
具体的には、次のような5つの条件を兼ね備えたお店づくりです。
- 明るいお店
- 患者さんに思いやりができるお店
- お客さんの真のニーズを理解しているお店
- 地域や横のつながりを大切にできるお店
- 平等なお店
明るいお店
誰だって明るくないお店には行きたくないと考えるもの。
これは基本ですね。
患者さんに思いやりができるお店
また、患者さんに対して思いやりを持って接することができる先生のところには、確実に人は集まってくるでしょう。
お客さんの真のニーズを理解しているお店
それから、「お客さんの真のニーズを理解」という条件も必須です。
これは患者さんに気遣いができるのはもちろん、かゆいところに手が届くのも高評価です。
たとえば、寒そうにしている患者さんが目に入れば、すぐに膝掛けを用意して差し出してくれるお店なら、何度も通いたいと思えますよね?
その患者さんが本当に欲しがっているものを理解するためには、相手の表情や雰囲気に気を配っておかないといけません。
ただ、意識して気遣いしようとしてもうまくいかないので、まずはお客さんに興味を持つことからスタートするのがおすすめです。
仮に自分の大好きな人やアイドルがお店に来たとしたら、その人の言葉や行動全部が気になりますよね?
そうしたイメージを持ってお客さんの気持ちやしぐさを気にしてあげることが、人気なお店を作るポイントなのです。
地域や横のつながりを大切にできるお店
コミュニティを大切にできるお店も、お客さんに選んでもらいやすくなります。
ここでいうコミュニティというのは、お店の近くの地域の人たちとの交流はもちろん、同業者との横のつながりも含みます。
私はもともと一匹狼タイプだったので、以前は「同業者となんて仲良くしなくていい!」と考えていたものでした。
セミナーに参加したにもかかわらず、周りの先生たちの名前も覚えていないくらいで、失礼なことをしていたものです。
成功する人は、コミュニティを大切にする
でも、成功している治療院や先生を観察してみると、コミュニティをしっかり大事にしているんですよね。
どんな人ともしっかりと信頼関係を築けていれば、どんな時代でも集客には困りません。
今はSNS集客が注目されている時代ですが、一昔前のHP・チラシ・口コミが中心だった時代にも、コミュニケーションが上手な先生は手堅く経営されています。
自治体に電話してみよう
もしあなたが今、予約が少なくて売り上げが伸びておらず、お金はないけど時間はあるという状態なら、住んでいる市役所や役場に電話してみることをおすすめします。
どこの自治体にも「地域ボランティア支援課」といった名前の部署が必ずあるはずなので、そこに連絡をとってみるのです。
ただし、そこでは「嶋橋整骨院として」ではなく、「一人の嶋橋という治療家として」電話するのが大切です。
「営利目的ではなくボランティアとして、市民の方々の健康増進のためにできることがあれば、イベントや講演などをやらせてもらえませんか?」
このような表現で相談してみましょう。
ボランティアでやりたいと言ってくる人を断ることはまずないので、月に1回の催しなどを任せてもらえるようになるはずです。
無料でも信頼関係を構築し、集客する方法はたくさんある
このように地域の人に向けてノウハウや知識を提供していくと、人に喜んでもらえて、健康についての相談も寄せてもらえるようになります。
「あ、あそこの整骨院の先生なんだね!実は私も腰が痛くて…」みたいな感じで話が弾んだ結果、治療院に訪れる患者さんが増えるというメカニズムです。
お金がないなら、その代わりに「行動」によって集客する方法を試していくことをおすすめします。
平等なお店
すべての患者さんに平等に接するお店というのも、集客に成功しやすくなります。
もちろん、患者さんをみていく中で完全に平等というわけにはいかないかもしれません。
先生自身の都合や、保険と自費の患者さん、予約が詰まっている時期などによって、差が出てしまうこともあるでしょう。
たとえば一人の患者さんの話が長くなったとして、時間を押してでも聞いてあげるべきか、それとも次のお客さんを優先するべきなのか。
この場合も正しい答えはシチュエーションによっても異なってくるでしょう。
それでも、平等でいようとする態度はとても大切。
言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、これができているかどうかによって、結果は大きく違ってくるのです。
おわりに
今回は人気者の条件をもとに、人気なお店の条件について解説してきました。
次回は、治療院集客のために具体的にどんなことをしたらいいのかについて、「今と昔の違い」についてお伝えしますね。