前回の記事では、私の体験談をもとにこれまでの軌跡についてお伝えしてきました。
今回はその先にある、SNS集客の具体的な手法についてをメインに解説していきたいと思います。
【動画で見たい方はこちら!】
6ヶ月連続赤字から、月商500万円に成長させるまで
これまでの記事で書いたように、私はこれまでにフランチャイズ展開の失敗から、チラシ集客の失敗まで、さまざまな経験をしてきました。
このままじゃヤバイ!と考えて自費のメニューを作ってみたはいいものの、売れなすぎてヒマになり、お店のバックヤードでゲームやYouTubeをしている毎日…。
当時はがんばって行動していても、なかなか結果が出なかったんですよね。
そんな状態から救ってくれたのは、「リサーチ」という行動を起こしたことでした。
「SNS集客をやる!」と決めてからは、借金をしてまで自己投資に励みます。
その結果、今もお世話になっているマーケティングの師匠に出会い、こうして治療院経営も軌道に乗せることができています。
現在はスマホにはゲームアプリは1個も入っておらず、有料のコンテンツを読んだり、移動時間にはAudibleで耳から本を聞く…なんてことも。
というわけで今回は、私がこれまでに学んできたSNS集客について、具体的な手法を取り上げていきたいと思います。
従来の集客は難しくなっている
今回お話ししていく中でも特に重要なのは、LINE@を使いこなすことです。
LINE@が活用できなければ、今の時代にお客さんに来店してもらうことはできません。
もちろん、LINE@意外にも集客する方法はたくさんあります。
たとえばチラシについても、今も絶対に効果が出ないわけではありません。
でも、チラシを持ってお店に来てくれるお客さんなんて、今や大幅に減っています。
ほかにもLPやHPは集客のために入念に作り込む必要があり、安定して集客することも難しい。
価値を決めてもらうのではなく、こちらから発信していく
お客さんを集めるためにクーポンサイトを利用している人も多いと思いますが、クーポンが使えなくなると客足がバッタリ少なくなる…なんてこともあります。
「初回70%オフです!」と宣伝して2回目以降は正規料金になるとして、リピートしてもらえないようなら「正規料金でお金を出す価値はなかった」ということ。
しかしこれからの場合は、お客さんに価値を決めてもらうというよりは、自分で自分の価値についてに発信していくことが大事になってきます。
きちんと自分の価値について理解してもらえたお客さんが、治療院に来店する…というのが「教育」の基本です。
LINE@に人を集めて、リストビルディング
この教育を行うために絶対に必要なのが、LINE@なんですね。
LINE@に人を集めてリストビルディングできるからこそ、来店につながって売り上げが伸びます。
実際にLINE@に人を集める方法はいくつかありますが、最も効率が良く見込みのお客さんをしっかり集めるには、Instagramを使いこなすのが重要になってきます。
LINE@に登録するお客さんの心理とは?
LINE@に人を集めることは大事ですが、もっと大事なのはLINE@を通じてお客さんに信用してもらうこと。
お客さんがLINE@に登録したときの心理としては「興味はあるけど、信用はしていない」という状態です。
一定の距離感がある相手に対して、距離感を縮めていくことが大切になります。
それも、こちらから来店を促して歩み寄るのではなく、お客さんの興味を引いてを前のめりにさせるような工夫が必要なのです。
お客さんの気持ちを理解して配信しよう
たとえば私も、こちらから来店を促すようなフレーズはLINE@では使いません。
どれだけお客さんに信用されるか、お客さんの悩みを理解していることをいかに伝えるか。
そんな意識を持ってLINE@を配信していかないといけません。
「LINE@に人が集まらない…」そんなときは
ただ、多くの人はLINE@のテクニックを使う前に、そもそもLINE@に人が集まらないという課題に直面しているはず。
LINE@にリストが集まっていないなら、いくらLINE@の配信方法を学んでも使いこなすことはできないでしょう。
では、LINE@にお客さんを集めるためには、Instagramをどう使っていけばいいのでしょうか?
Instagramでは、コンセプト作りが最重要!
まずInstagram集客で一番重要なことは、コンセプト作りです。
コンセプトがうまくハマれば、放っておいてもお客さんがやってきてくれるというレベルになります。
言い換えるなら、自分の立ち位置やポジショニングのことですね。
あなたが一体何屋さんであり、誰のために何をしてくれる人なのかを決めておかないといけません。
コンセプト作りのテンプレート
具体的なコンセプトの作り方としては、
『○○の人のための□□の専門家』
このテンプレートに言葉を当てはめるだけでOKです。
ここでは、どんな悩みを持ったお客さん向けの専門家なのかをはっきりさせておきましょう。
たとえば腰痛専門家だとしても、お客さんには一人ひとりさまざまな悩みがあるはず。
具体的にどんな悩みを持ったお客さんをターゲットにするのかを考えておくべきだということです。
ライバルをリサーチして立ち位置を決めよう!
店舗集客の場合は、絶対に周りに競合が存在しているはずです。
地域にある治療院をチェックし、そうしたライバルをリサーチすることも大切です。
もし地域に腰痛専門の治療院がないなら、それは自分だけのポジションと言えます。
こうしたポジションをいかに勝ち取れるかがポイントなんですね。
そのためには、専門分野はできるだけ狭めることが大切です。
ターゲットを狭くして一人のお客さんにアプローチすることで、そのお客さんの近くにいるお客さんも引きつけることができます。
SNSの口コミが拡散されて広がり、お客さんがお客さんを連れてくる…なんてことも出てくるかもしれませんよ。
おわりに
今回はSNS集客の具体的なノウハウについて紹介してきました。
後半の記事でも引き続き、Instagram集客の手法についてお伝えしていきますね。