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今回は私の実際の体験談をもとに、治療院経営がうまくいっていなかったときの原因について書いていきたいと思います。
今でこそ月商500万円を安定して記録していますが、私の人生はずっと崖っぷちの連続でした。
そんな状況からどうやって這い上がってきたのか。そんなエピソードを紹介しましょう。
18歳のときに地元を出て、開業するまで
私は今41歳なんですが、今から20年ほど前、18歳の頃に高校を出て地元を離れ、大阪の専門学校に通い始めました。
奨学金を借りつつ、専門学校の学費を払いながら、下宿先の家賃も払いながら生活。
もちろんお金も人脈もない状態からのスタートでした。
睡眠時間と食費を削りながらの下積み時代
当時から私は、「10年後に開業する!」という目標を持っていたので、そのための貯金として月10万円貯めていました。
それに加えて、専門学校の学費が月あたり10万円。
当時は3万5000円の家賃の部屋に住んでいましたから、生活費も合わせると少なくとも25万円以上稼ぐ必要があるってことになります。
加えて開業に向けて技術も磨きたかったので、治療の現場で働き始めました。
もちろん時給は安いので、午前中働いたら専門学校へ行き、夕方からはまた働いて、深夜からは居酒屋のバイト…と、睡眠時間を削ってなんとか収入を確保していました。
そんな1日のスケジュールで削れる時間といえば睡眠時間、削れるお金は食費くらいしかなかったんですね。
開業当初は、整骨院バブルで絶好調
そんな学生時代を経て、27歳のときにようやく開業まで漕ぎ着けることができました。
開業から5年間ほどは、いわゆる整骨院バブルの真っ只中。
店を開けておけば勝手にお客さんが入ってきて、1日120人の患者さんを治療したこともあったほど。
一番よかった時期は、年商で億単位の売り上げがあったくらいです。
そのタイミングで分院をオープンしたり、運動施設を開業したりもしましたね。
売り上げは3分の1に減少し、ひたすら赤字に
ただ、当時は単に運が良くて売り上げが伸びていただけで、私自身が何か考えて対策していたわけではありませんでした。
ですので、時代が進んで整骨院が乱立し、保健もどんどん厳しくなる整骨院氷河期に突入した結果、売り上げが大幅ダウン。
来院者数も売り上げも、全盛期の3分の1まで落ち込み、経営も赤字を垂れ流すようになりました。
当時は従業員を多く抱えていたので、人件費だけでもバカにならない金額だったんですね。
保険治療から自費治療に切り替えるも、予約はスカスカ
そこで私も新たな行動を始めようと考え、自費治療を取り入れるようになりました。
高額な技術セミナーに通ったり、500万円600万円といった金額の設備も導入。
しかし自費治療のお客さんなんて、最初のうちはほとんど予約が入りません。
空いた時間で、ゲームしたりYouTubeを見たり…
保険治療と自費治療を比べると、窓口で支払う金額も大きく異なります。
私の場合はスタッフに保険治療を任せて、自分は自費治療に専念することにしたのですが、具体的に自費治療を伸ばす戦略があったわけではありませんでした。
お客さんの予約も入らないので、だんだん暇を持て余すようになります。
そんなときに私がやっていたのは、携帯でゲームをしたりYouTubeをみたりといったことでした。
当時は何をやればいいのかまったくわかっておらず、ただ手持ち無沙汰になっていたんですね。
危機感を覚えて行動したけど、チラシは失敗に
しかしあるとき、治療技術は自分の方が上だと思っていたライバルの治療院で、200万円の売り上げを出しているという話を耳にします。
ここで私は本格的に危機感を覚えて、「このままじゃダメだ!」と考えました。
そこでまず私がやったのは、チラシでした。
自分でデザインを決めて、印刷とポスティングだけを業者に発注。
2万枚のチラシで、かかった費用は15万円程度でした。
しかし、チラシによる来店はたった1人。散々な結果です。
「やみくもにポスティングをやっても意味がないんだな」と気づいた私がたまたま目にしたのが、SNS集客という文字だったんです。
競合の院がSNS集客を始めていた
ある日、悔しい出来事がありました。
数少ない自費の患者さんの治療が終わって、話していた時のことです。
「先生、悪いねんけどな、通うところ変えよう思うねん」
と言われました。
僕は、一瞬固まりました。
そして声にならない声で、
「え・・なんでですか・・?」
と聞いた時の理由が今でも忘れられません。患者さんはこういったんです。
「今の自分には、そっちの方が合ってる気するんや」
正直、意味がわかりらず、ショックでした。
なぜなら、僕の方がその患者さんのことよくわかってるし、
これまで友人みたいに仲良くしてきたつもりだったからです。
動揺した気持ちを抑えながら、色々聞きてみるとどうやら、
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SNSで知った院長の
”治療家としての志、過去の経緯や趣味趣向、考え方”
などにすごく共感していて、”自分のよう”だった。
だから、この先生に施術してほしいと思った。
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というのです。
誠心誠意、施術してきた患者さんをこうも簡単に奪われてしまった。
悔しいという気持ちと同時に、
「これはヤバい」
という危機感を感じました。
「このままだと、どんどん患者さんを奪われるし、他の院もSNS集客を始めだしたら、もっと集客できなくなる」
そう思ったからです。
そして、
”今すぐSNS集客とやらを始めないといけない”
とスマホゲームをしていた時間をSNS集客について調べる時間にしました。
SNS集客について徹底的に調べたから、今の自分がある
当時の私は「SNSなんかで集客できるのか?」「そんな流行り物に手を出してはいけない!」と考える職人気質を持っていたものでした。
それでも私は、「SNSにはどんな技術が使われているのか?」というところから、SNS集客を徹底的にリサーチ。
思えば、このリサーチという行動を起こしたことが、私の人生のターニングポイントだったなと実感します。
幸い、その患者さんは、僕に理由を伝えてくれて、SNS集客の重要性を身を持って痛感することができたのがよかったです。
即決即行動!ただし「リサーチ」という行動で
私は「患者さんを奪われる」という悔しい経験をした時、すぐに行動を起こしました。
とはいっても、いきなりSNSを始めて集客を狙っていたわけではありません。
「SNS集客をやろう」と即決して、次に「まずは徹底的にリサーチしよう!」と即行動に移したんですね。
この徹底的なリサーチのおかげで、SNS集客の師匠と出会うこともできました。
もしリサーチがなければ、そもそもどんな人から学べばいいのか、わからなかったことでしょう。
それにSNS集客の師匠と出会えたとしても、自分にとって必要な先生なのか、判断できなかったはず。
融資を受けて、SNS集客を学びました
私がまず行った「リサーチ」という行動こそが、チャンスを掴むきっかけになったんですね。
「よし、SNS集客をやろう!」と決断して、「そもそもSNSってどんなもの?」というレベルから徹底的にリサーチ。
もちろんSNS集客を学ぶためにもお金がかかるのですが、当時の私には自己投資に使える資金すらも足りていない状態。
なので、日本政策金融公庫からの借入を申請したほどでした。
「やると決めたからには、借金をしてでもやろう!」と考えていたんですね。
自分がこれだ!と思えたことに対して、人のせいにせず自分でもがいてやり切ることができれば、どんな結果になっても後悔は感じません。
もちろんあなたに対しても借金をしてまでSNS集客を学ぶべきだと言いたいわけではありません。
それでも、リサーチという行動を起こすことと、自己投資にしっかりとお金をかけること、この2つは絶対に実践してもらいたいと思います。
この原体験からできたアカデミー
「出来るだけ多くの患者さまと仲間を支え、支えられる」
そんな治療家になれたら素晴らしいと思いながら開業し、行動してきました。
最初は絶好調でしたが、長くは続かず…
2〜3年でその勢いはなくなり、利益はなくなり、遂には毎月赤字の連続。
経営不振に陥り、廃業目前という危機的状況も経験しました。
そんなどん底から、這い上がる過程で様々な学びや気づきも得ました。
・治療家は技術だけでなく、経営やマーケティングのスキルも必要である事。
・ノウハウを体系化する事で日々の治療業務に最小の労力で、集客・売上を最大 化する事が出来ること
これらは僕の血肉になり、財産になりました。
僕はなんとかV時回復できましたが、
まだまだもがき苦しんでいる治療家が多いのが現実。
整骨院業界の店舗数の増えすぎ問題、受領委任療養費の改訂問題、回答書、
広告規制など整骨院氷河期到来…..
僕自身が、実際に辛い経験をしているので、
窮地の先生がどんな気持ちか?痛いほどわかるんです。
僕は、僕と同じように苦しんでる先生たちの力になりたい。
『1人でも多くの患者さまと治療家仲間が支え支え合う』
これを体現したいと思ったんです。
それができれば、
子供達をはじめ、次世代の若者に夢とやりがいを感じさせる事が出来る治療家が増えていくはずです。
それが僕の今の夢なんです。
『患者様の人生を変える仕事』
という治療家に憧れる次の世代の為にも、私たち治療家は、この素晴らしい職業のやりがいも、収入も最高のモノにしなければならないと思っています。
じゃないと、次の世代が憧れてくれないじゃないですか!
だから僕は、
”確かな技術は持っているのに売上という結果に繋がらない先生”
の力になるべく、今までに培った知見を集約し、最適化した、
「治療家SNS集客アカデミー」
を立ち上げました。
どん底を経験したことで、独自の手法を編み出すことに成功し、成果を上げることができたこの手法を1人でも多くの治療家にお伝えしたいという想いから、僕の全てをアカデミーでシェアしています。
立ち上げて2年ほど経ちましたが、
月商100万を達成させる治療家をたくさん輩出することができています。
ここまで読んでくださって、もし僕のこの想いに共感してくださるなら、
僕と一緒に治療院業界を盛り上げていきませんか??
熱い想いを語り合いましょう!!!