こんにちは!
治療院集客専門家の嶋橋です。

「大人になってから、だんだん記憶力が下がっているような気がする……」

皆さんはそんなふうに感じることってないでしょうか??

私はあります。笑

やっぱり歳をとってくると、物覚えが悪いというか、昔のことを思い出しにくくなったりしますよね💦

でも、それって実は思い込みで、ちゃんと使えば記憶力はきちんと高まるんですよ!

というわけで今回は、治療家が何か勉強する時に役立つ、大人向けの記憶方法について書いていきたいと思います^^

なぜ大人になると記憶力が下がるのか?

まず最初に、なぜ大人になると記憶力が下がったように感じるのか?

これには大きく分けて2つの理由があると思っています^^

1つは、時間がたつことで物事を忘れてしまうから。

そしてもう1つが、知識が膨大になるからという理由です。

時間が経てば物事を忘れるから

たとえば皆さんが中学、高校時代に学んだことを思い出そうとしても、ほとんど出てこないと思うんです。

でも中学、高校時代の当時の自分は、すんなりと思い出してテストに臨んでいたはずですよね?

そんな若かった当時の自分と比べると、全然知識を思い出せなくなり、「記憶力が低下した」と感じるかもしれません。

……でも、よくよく考えてみたら今から何十年も前に勉強したことを、忘れているのが当然なんですよね!

教科書をもう一回読めば思い出せるかもしれませんが、今ここで「二次関数の解き方を説明せよ」なんて言われたら、できる自信がない方がほとんどじゃないでしょうか??

そういう意味では、昔の知識を思い出せないことに対して悲観的になる必要はないんじゃないでしょうか^^

知識が膨大になるから

それからもう一つ、知識が膨大になることで記憶力が低下するというパターンもあると思っています。

これはどういうことかというと、子どもの頃って全然知識がないので、見るもの聞くもの全てが新鮮に感じるじゃないですか。

でも、大人になるにつれてさまざまな知識や経験が増え、脳内に大量の情報が蓄積していくことになります。

たとえば、目の前にりんごという果物を1つ置かれただけなら、1時間後に何が置かれていたかと聞かれても、すぐに答えられると思います。

でも、りんごに加えて、オレンジ、ぶどう、いちご、梨、レモンなどなど……。

大量の果物が置かれていたら、1時間後に思い出そうとしても苦労するはず。

つまり、子どもの頃はりんご1つ覚えればよかったけど、大人になると無数の果物を覚える必要が出てくるというイメージです。

その結果、いろんな情報がジャマして思い出したいものがすぐに出てこないという状況になるんですね💦

これは知識が増えることのデメリットになるわけですが、知識を増やすことにも大きなメリットがあるんですよね^^

勉強したことが記憶に定着する仕組み

そもそも、私たちが何か新しいことを勉強したときに、どのようなメカニズムで記憶に定着するのでしょうか?

私たちの脳が何かを覚えるとき、それが生命の危機に関連しているほど、強烈に記憶に残るようになっています。

たとえば、ライオンのような猛獣の情報とか、毒のある食べ物などですね!

こうした知識は、忘れてしまうと一気に死の危機に直面しますから、私たちの脳も絶対に忘れないように処理するわけですよ。

でも、現代に生きている私たちにとっては、治療の技術や経営・集客の知識などが、一番重宝する情報なんですよね。

じゃあ生命の危機に関連しないこれらの情報を、脳に叩き込むにはどうしたらいのか?

繰り返しインプット&アウトプットするしかない

答えはシンプルで、ひたすら繰り返しインプット&アウトプットすることなんです!

私たちの脳は、繰り返し同じ情報が入ってくると、「あ、これは大事な情報なんだな」と判断して、長期記憶に移すというメカニズムがあります。

これを利用して、何度も復習することで記憶に定着させるのが効果的なんですね^^

さらに、その知識をアウトプットすることも大事!

知識を引き出してアウトプットするということは、やはりそれだけ大事な情報だということを脳に知らせる行為なんですよ。

だから、私たちが何度もインプットし、アウトプットを繰り返した情報なら、記憶からも絶対に抜け落ちない知識になっていきますよ^^

これはやってはダメ!間違った暗記方法

ここまで脳脳のメカニズムを踏まえて、間違った暗記方法についてお伝えしたいと思います!

ここで取り上げていく暗記方法をやめるだけでも、記憶力が大幅にアップするはずですよ^^

目で見るだけで覚えようとする

まず1つ目は、目で見るだけで覚えようとするパターンです。

たとえば、何か本を読んで文字を追っただけで、勉強したつもりになってしまうことですね。

または、勉強のために動画をみるだけで終わることもNG。

人ってテキストを読むだけじゃなく、その情報をアウトプットすることで記憶に定着させるんですよ。

だから、問題集を解いたり、音読したり、人に教えたりする方がいいですね^^

1回きりで覚えようとする

いくらアウトプットしたとしても、1回きりで覚えようとするのはNG。

記憶に定着させるためには、とにかく繰り返しが重要です。

「エビングハウスの忘却曲線」という言葉もあるように、人は何もしていなければものすごいスピードで情報を忘れていきます。

そうならないために、しっかりとインプットとアウトプットを繰り返さないといけません。

同じことばかりを繰り返す

ただし、インプットとアウトプットを繰り返すといっても、ただ同じようなことを繰り返しているだけでは、効果が薄くなってしまいます。

たとえば、一回読んだ本を何度も繰り返し読む…というのはごく一般的な勉強方法だと思います。

でも、私たちの脳は飽き性な性質も持っているので、何度も同じ本を読んでいるとつまらなく感じるんですよ!

だから、できれば関連書を読んでみたり、音読してみたり、電子書籍で読んでみたりと、変化を加えてみるといいですね^^

アウトプットをする際にも、紙のノートに書いたり、スマホのメモに書いたり、音声で入力してみるなどの方法を使ってみましょう!

暗記のコツを押さえて、治療家として成長しよう

今回紹介してきた考え方と方法は、治療家としての技術を磨くときはもちろん、経営や集客について学ぶ時にも使うことができます^^

ネット検索が発達して、いつでも情報にアクセスできるとは言っても、頭の中にどれだけ知識があるかによって成果にも差が出てきます。

ぜひ皆さんもここで紹介したテクニックを使い、記憶力アップに役立ててくださいね^^

おわりに

というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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