こんにちは!
治療院集客専門家の嶋橋です。

「自分を変えたいのに、なかなか行動できない」

そう感じるのは、きっと私だけじゃないと思います。

人って変わりたいと思っても、どうしてもサボったりめんどくさがったりして、変化できないものなんですよね💦

でも、治療院を経営する立場の私たち治療家としては、常に変化し、新しいことを吸収していかないといけません。

じゃあどうやったら柔軟に変化できる人になることができるんでしょうか?

今回はその方法を、脳の仕組みという観点から考えてみたいと思います^^

人が変われないのは、脳の性質が原因!

「なかなか変われずに悩んでいるんです」

なんて言うと、体育会系の人からは

「気合いが足りん!根性でなんとかしろ!」

なんて言われるかもしれませんね。笑

もしかしたら世の中には、こうした精神論で変わることができる人もいるのかもしれません。

でも、多くの人にとっては精神論って意味がないんですよ💦

だって、人が変われるかどうかと言うのは、私たちの意思とか行動に関係なく、

脳の性質によって決まっているんですから!

変化を嫌う2つの性質とは?

私たち人間の脳には、変化を嫌う2つの性質があると言われています。

この2つがあることによって、変わろうと思ってもなかなか変えることができず、

結局は現状維持に落ち着いてしまったりするんですよね💦

でも、現状維持している限り、絶対に稼げる治療家にはなれません。

だからこそ、まずは脳の仕組みを理解して、どうやってコントロールしていけばいいのか学ぶことが大事なんです!

①安定志向

変化を嫌う脳の仕組みの1つ目は、「安定志向」です。

「安定化志向」とも呼ばれますが、これは文字通り安定を好む性質のことを言います!

変化すると言うことはいい方向に進むこともあれば、悪い方向に進むことだってあります。

特に古代の人間の場合、悪い方に転がったら最悪命を失うことだってあったわけです。

命を失うリスクを負うくらいだったら、変化せずに現状維持する方を選ぶ……。

考えてみれば、とても合理的な判断ですね^^

②可塑性

それからもう1つ、「可塑性」という性質もあります。

可塑性とは、変化したものをそのまま受け入れる性質のことを言います。

たとえば、勉強して新しい知識を覚えるときにも、この可塑性が働いています。

Aという事柄を知らない状態から、Aという事柄を知っている状態へと変化する……。

これも一種の変化であり、脳の可塑性によって新しい物事を記憶できるというわけですね^^

ただし、受験勉強や資格の勉強をした方ならわかる通り、脳の可塑性は簡単に利用できるものじゃありません。

勉強して新しい知識を覚えるにしても、1回だけ教科書を読むだけじゃ次の日には忘れてしまいます💦

だから、覚えたことを人に話したり、繰り返し教科書を読んだりして、脳に負荷をかけることが必要なんですね^^

【安定志向】人は現状維持を好む生き物である

人の安定志向についてもう少し深掘りしてみたいと思います。

先ほど古代の人間の例を出しましたが、結局私たちの脳って何万年も前の古代の人類の脳とほとんど一緒なんですよね。

狩猟や採集をして暮らしていた人類にとって、そもそも現状維持するというのは非常に理にかなったことでした。

新しい狩場を探したり、新しい森に入ったりすれば、命の危険が伴います。

だからこそ、食料が枯渇して飢えるギリギリにならなければ、危険なエリアに足を踏み入れたりはしなかったはずなんですよ!

これって、私たちとほとんど一緒ですよね??

お店の赤字がほんの少しだったら、誰だって「まだ大丈夫だろう」と、現状維持を選びます。

でも、膨大な赤字を記録してしまえば、「このままじゃやばい!」と、リスクを背負って新しい集客を勉強したりするわけです^^

現状維持する遺伝子が生き残ってきた

もちろん、古代の人類にも変化を好むタイプはいたと思います。

新しい狩場にどんどん入っていき、新しい森に入って先行者利益を得る……。

「ファーストペンギン」なんて言葉もありますけど、やっぱり最初に行動した人は大きな成果を手に入れるんですよね!

ただ、それと同時に彼らは命を落とすリスクも抱えることになります。

たとえば、変化を好むタイプの死亡率が50%だったとして、現状維持を好むタイプの死亡率が10%だったとしましょう。

この割合のまま何万年と時間が経ったら、どうなるでしょうか??

変化を好む遺伝子はどんどん消えていき、現状維持を好む遺伝子が残っていく……。

そうして現代に生まれ育ったのが、まさに私たちであるということです^^

ただし、現状維持は衰退である

要するに、現状維持というのは古代の人間から受け継いできた遺伝子なのですから、

恥じたり自信をなくしたりする必要はまったくないんですよ!

むしろ、「現状維持する自分は、普通だ!」と考えてしまった方が、精神衛生上は適切なのかもしれません。

ただ、ビジネスの世界で考えてみると、やっぱり現状維持というのはよくないものなんですよ!

だって、自分が現状維持している間にも、ライバルは勉強してスキルアップし、成長しているはずなんですから。

たとえ1歩でも毎日進んでいれば、ずっと立ち止まっている人と比べて、一年経つ頃には大きな差が付いてしまいます💦

だからこそ現状維持からは一刻も早く抜け出すべきなのですが、ここで役に立つのが「可塑性」を逆手にとってしまうことです^^

【可塑性】一歩ずつ変わることはできる

可塑性というのは、変化したものをそのまま受け入れる性質のことだとお伝えしました。

受験勉強でひたすら暗記した英単語は、その後10年経っても覚えていたりしますが、

これも脳の可塑性のおかげ。

要するに私たちの脳って、変化するまでには時間がかかるけど、一旦変化してしまえばあとは自動モードに入るわけですよ。

それが一番わかりやすいのは、「慣れ」という性質だと思います^^

人はどんなことにも「慣れ」る

私たちって、子どもの頃からずっと周りの環境に「慣れ」てきましたよね??

小学校から中学校に上がったら、中学校の雰囲気にすぐ慣れたはず。

社会人として働き始めても、見知らぬ土地に引っ越しても、誰かと出会い・別れたときにも、

1週間か1ヶ月もすれば何の違和感もなく慣れているはず。

これも脳の可塑性の働きによるもので、一度変化を受け入れてしまえばもう気にならなくなるんですよね^^

この性質を利用すれば、新しいことを習慣化したり、新しいことを学んだりするのも実は簡単になるんです!

筋トレを習慣化するためのコツ

脳の可塑性は、大きな変化は大きな力で反発しようとします。

一方で、小さな変化は反発する力も弱いんですよ!

だから、たとえば筋トレを毎日習慣化したいと考えた場合には、小さな変化から取り入れていくのがコツ。

具体的には、

「毎日1回、腕立てをしよう!」

こんなレベルでも全然OKです!

毎日1回ずつ腕立てをしていれば、もはや腕立てをするのが当たり前になります。

その中で気分が向いたら2回3回に増やしていき、少しずつ脳を「慣れ」させていくわけです。

同じことを治療院経営や集客の勉強にも応用してみましょう!

一気に集客を学んでしまおうと考えるんじゃなくて、毎日コツコツと積み上げていくことが、

最終的に大きく変化するためのポイントなんですよ^^

おわりに

というわけで今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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