一人のビジネスパーソンとして年収3000万円以上稼ぐことは、大きな夢ですよね?

月収で300万円近いお金が入ってくれば、どれだけ治療院経営が楽になり、プライベートが充実していくだろうか…。

そんなふうに考えてみれば、さまざまな想像が膨らむと思います。

でも、現実的に考えて年収3000万円を目指すのは、決して簡単なことではありません。

今回は年収3000万円プレイヤーを目指すにあたって、最低限身につけておきたい「お金の知識(マネーリテラシー)」をお伝えしていきたいと思います。

年収3000万円稼げる人は、特有の思考を持っている

治療院を開業して治療家として独立したからには、より多くの売り上げを目指したい…と考えるのは普通のことです。

しかし多くの人は、売り上げを増やすためにノウハウやテクニックばかり学ぼうとしてしまいます。

確かにノウハウも大切なのですが、そもそもの考え方や思考を変えなければ、せっかくのテクニックも意味がありません。

まずはお金持ちや成功者が持っているマインドを真似してみて、土台ががっちりと固まってから、具体的なノウハウやテクニックを学ぶべきなのです。

宝くじで3億円当たっても、幸せになれない理由

ある調査によると、宝くじで高額賞金に当選した人は、当選する前よりも不幸になっているというデータがあります。

1億円や3億円といった入ってくれば、一生仕事をしなくても生きていけそうな気がして、幸せいっぱいの生活を遅れそうな気がしますよね?

しかし実際には、間違った人にお金を預けてしまったり、詐欺に引っかかったりして、せっかくの資産を失ってしまうことが多いようです。

その結果、宝くじが当たる前よりも幸福度が低下し、「宝くじなんて当たらなきゃよかった」と後悔しながら不幸に生きることになってしまうのです。

お金持ちマインドを身に付けよう

こうした宝くじの高額当選者も、正しくお金持ちマインドを身につけることができていたら、お金は失わず幸福度も高かったでしょう。

たとえば「うまい話は絶対に自分のところにはやってこない」「一時的な収入には意味がなく、継続かつ安定した収入を持つべき」といった考え方を身につけていたら、宝くじの賞金をもっと効果的に活用できたはずです。

この記事ではそうしたお金持ちマインドの一部について取り上げていきたいと思います。

  1. 他人の力やお金を借りて稼ぐ
  2. 年収が増えれば、自由な時間も増える
  3. 良い借金と悪い借金の見分け方

この3つについて、それぞれ詳しく解説していきますね。

お金持ちマインド①他人の力やお金を借りて稼ぐ

私たちが一般的にイメージするお金持ちや資産家は、2つのタイプに分類できます。

1つは、もともと資産家の家庭で、代々受け継がれた財産を相続したタイプ。

もう1つは、一代で巨万の富を築き上げた創業者タイプです。

生まれ育った環境は、今から変えることは不可能です。

でも、今からひたすら勉強して創業者タイプとして成功することは十分に可能なんですね。

一代で巨万の富を築く方法とは?

創業者タイプとして一代で巨万の富を築いた人としては、楽天の三木谷社長、ユニクロの柳井社長、ソフトバンクの孫社長などが挙げられます。

こうした人たちに共通するのは、時間とお金を投資し続けたということです。

たとえば会社に投資し続ければ、どんどん規模が大きくなって上場を果たし、一気に株価が跳ね上がることもあります。

100万円で手に入れた株式が、上場によって100倍の価値になれば、それだけで1億円の資産となります。

さらにその資産を使って会社を設立して上場を目指す…というように、会社への投資で巨万の富を築くケースが多いんですね。

自分一人だけの力では、大きな成功は掴めない

創業者タイプは、お金の力を借りて投資で増やす以外にも、他人の力を借りて資産を増やす方法も知っています。

つまり、従業員を雇い、スタッフの力を借りて会社を大きくしていくということです。

どれだけ天才的な実業家であっても、1日は24時間しかありませんし、体は1つしかありません。

でも、自分の下に優秀な部下を持つことによって、大量のマンパワーを使ってビジネスを大きくしていくことができます。

他人の力を借りることには、最初は抵抗があるかもしれません。

でも、他人の力とお金の力、この2つは年収3000万円プレイヤーになるためには必須の考え方なのです。

お金持ちマインド②年収が増えれば、自由な時間も増える

ビジネスの世界では、年収が低い人ほど忙しく、年収が高い人ほど時間に余裕を持っているという法則があります。

ちなみにその境目となるのは、年収1000万円程度だと言われています。

普通のビジネスパーソンが年収1000万円稼ごうとすると、休日なしで毎日ひたすら働き、健康や家族のすべてを犠牲にしないと手が届かなかったりします。

でも、「そんな生活はやめよう」と決意して従業員を雇い、お金の力を借りることで、働く時間を減らしながら年収はアップさせることができるんです。

年収1000万円が、一番忙しい

治療院経営でも、年商1000万円くらいまでが、一番キツい時期だったりしませんか?

開業のためにさまざまな準備をして、ドキドキしながら開業日を迎え、初めての資金繰りに奔走する…。

そんな日々に充実感があるのも事実ですが、身体的にも精神的にも、キツいと感じることが多いはず。

でも、従業員を増やして経理スタッフを雇い、分院を設立するなどしてお金と人の力を借りることで、売り上げは増えつつも自由な時間が増える…。

その繰り返しが、年収3000万円プレイヤーになるための秘訣なんですね。

年収3000万円を超えると、稼げる仕組みでお金が入ってくる

実際に年収3000万円以上稼いでいる人たちは、時給であくせく働いているわけではありません。

そうではなく、投資や会社経営などの「稼げる仕組み」を使って、お金が入ってきているという特徴があります。

一人治療院で細々とやっていくのも悪くないですが、より多くな成功を手にしたいなら、必ず仕組み化する必要があることを覚えておきましょう。

お金持ちマインド③良い借金と悪い借金の見分け方

ビジネスをやっていると、どうしても借金が必要になることがあると思います。

一般的に日本人の考え方だと、「借金=悪いもの」と考えてしまいがちです。

しかし実際には、成功者の多くは他人のお金=借金で、資産を増やしているという特徴があります。

たとえば新規事業のために銀行から融資を受けたり、不動産投資のためにローンを組んだりするイメージです。

投資のためなら、良い借金である

このような投資のための融資やローンなら、良い借金だと言えます。

なぜなら、そのお金を使って新たなお金を生み出すことができるから。

一方で悪い借金とは、新たなお金を生み出さないものを言います。

クレジットカードでブランド物のバッグを買ったり、見栄だけでマイカーを買ったりするのは悪い借金。

一方で集客のスクールに入るときに、日本政策金融公庫からお金を借りることは良い借金です。

借金なしでビジネスをやることは意味がない

もちろん理想を言えば、借金を一切せずに売り上げを伸ばし、年収を増やしていきたいところでしょう。

しかし借金を一切しないとなると、新規事業を始めるための資金を貯めないといけないので、行動するスピードが遅くなりがちになります。

行動するのが遅れれば変化するのも遅れるので、結局お客さんのニーズの変化についていけず、破綻してしまう未来が待っています。

やみくもに借金を増やせばいいというわけではありませんが、何がなんでも借金をせずにビジネスをやることには、こだわる必要はないのです。

おわりに

年収3000万円プレイヤーになるためには、次の3つのお金持ちマインドが必要です。

  1. 他人の力やお金を借りて稼ぐ
  2. 年収が増えれば、自由な時間も増える
  3. 良い借金と悪い借金の見分け方

この3つをマスターして、創業者タイプの成功者を目指しましょう。