新型コロナが流行して緊急事態宣言が出された後、あなたのライフスタイルはどのように変わったでしょうか?
普段通り治療院経営に携わっている方もいれば、お客さんが減って閑古鳥が鳴いている方もいるでしょう。
世の中の一般の人たちの場合も同じように、仕事がさらに忙しくなる人もいれば、在宅勤務に切り替わって時間を持て余している人もいます。
外出しようにも感染が怖いので出歩けず、仕方なく自宅でできる暇つぶしを探し始める。
その結果として増えるのが、SNSの利用時間です。
SNS集客を手がける治療院からすれば、今の時代はむしろチャンスなのです。
コロナで外出を控え、お客さんの生活にも変化が
新型コロナウイルスの感染防止のために、2020年4月には緊急事態宣言が発令されました。
多くの人が外出を控えるようになり、企業活動は在宅勤務やテレワークに切り替え。
小中学校も休校となり、日本中の人々が自宅で過ごす時間が長くなったはずです。
その結果、スマホを使う時間が長くなり、SNSを見る時間も増加したことでしょう。
余裕ができて「今すぐ客」になるパターンも
私たちの治療院を訪れる見込み客には、4つのタイプがあります。
- 今すぐ客
- そのうち客
- 潜在客
- こない客
このうち「そのうち客」は、体の不調を抱えているものの、時間がなかったり忙しかったりして、治療を受けられていない人のこと。
従来であればズルズルと治療を先延ばしにして、不調をそのままにしてしまったかもしれません。
しかし新型コロナによって時間的な余裕ができたことで、「ちょうどいい機会だから、整骨院に行ってみよう」と考え、「今すぐ客」に変化する可能性も高いのです。
34.5%が、SNS利用時間「すごく増えた」「増えた」と回答
アライドアーキテクツ株式会社が発表したアンケート調査によると、外出自粛によってSNSの利用時間が「すごく増えた」と答えたのが8.7%、「増えた」と答えたのが25.8%だったそうです。
合計で34.5%もの人びとが、新型コロナをきっかけにSNSの利用時間が長くなっているということです。
参照:https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/0028
暇つぶしや情報収集のために、InstagramやLINEを使う人が増えるのは当然でしょう。
TwitterやLINEは、60%以上利用頻度アップ
特に大きな変化があったのは、TwitterとLINEの利用頻度です。
Twitterは67%、LINEは60%、Instagramも39%、利用頻度が増えたというデータが明らかになっています。
TwitterやInstagramを使えば、手軽に情報収集したり暇つぶしのためのコンテンツを探したりすることができます。
LINEも家族や友達ともコミュニケーションを取るために、利用頻度が高まるのは自然なこと。
逆にいえば、InstagramやLINEを使った治療院集客が、より効果が出やすくなっていると言えるのです。
利用時間も利用頻度も増えて、フォロワーが増える可能性がアップし、治療院に足を運んでくれるお客さんも増えるはずだからです。
情報収集ツールでは、Instagramがダントツ
ちなみに、それぞれのSNSを使う目的についても、アライドアーキテクツ株式会社が行った調査で発表されています。
新型コロナについての情報収集はもちろんのこと、「友人・知人等とのコミュニケーション」「趣味や好きな情報に関する情報収集やコミュニケーション」という目的にも使われているとのこと。
中でもInstagramに関しては、「趣味や好きな情報に関する情報収集やコミュニケーション」という目的で使う人が73%とダントツの数字です。
多くの人は情報収集のために、Instagramを使う傾向が強いということです。
Google検索より、SNSを使う時代
一昔前までは、情報収集に使うツールといえば、Google検索が中心でした。
調べたいキーワードでGoogleで検索し、ヒットしたページをチェックする…。
そんな検索方法を使わない人も増えてきており、Googleの代わりにInstagramのようなSNSを活用しています。
SNS上で書き込まれるリアルな情報を、多くの人が知りたいと思っているんですね。
業種を問わず、SNSマーケティングに注目
同じ調査では、「企業公式アカウントの投稿を目にすることが増えた」と感じる人も27%いることが示されています。
企業によるキャンペーン広告が増え、SNSをマーケティングのために使おうとするところも増えてきている証拠です。
特に新型コロナで売り上げ不振に陥っている企業などでは、ポスティングやビラ配りに時間とお金を使うのではなく、SNSに力を入れたほうがいいと考え始めているんですね。
企業も公式アカウントに力を入れている
InstagramやLINEを使った集客をSNSマーケティングと呼びますが、最近ではSNSマーケティングの需要が大きく高まっています。
多くの企業がSNSアカウントを立ち上げて、お店についての情報を発信する…。
そんな光景も、もはや当たり前のものになりました。
しかし、SNSに力を入れるからといって、実際に集客できるかは別問題です。
SNS集客を活用する治療院は、わずか
治療院集客を目的にSNSを使っている治療院は、実は多くありません。
今でも昔ながらの手法を使って、チラシを配って、口コミを狙い、HPを作ろうとする人がたくさんいます。
でも、SNSを使ったほうがより効率的かつコストをかけずに、お客さんを集めることができるのです。
ただお知らせを配信しても意味がない
ただし、SNSアカウントをただのお知らせ配信に使っていても意味がありません。
単に定休日や治療院からのお知らせを配信するだけのLINEに、誰が登録したいと思うでしょうか?
そうではなく、自宅でできるセルフケア方法や、腰痛・頭痛への対処法など、役立つ情報を配信してもらうほうが登録したくなるはず。
お金をかけて集客する必要はない
今の時代に、チラシやHP、広告などにお金を払って、お客さんを集めようとする必要はありません。
それよりもずっと効率的に、無料で集客できる方法があるからです。
まずはSNS集客に取り組んでから、どうしても必要なときにHPや広告にお金を払えばいいのです。
無料のSNS集客で、有料を超えるお客さんを集めよう
治療院集客にSNSを使うと、チラシや広告のような有料の集客方法と比べても、ずっと集客しやすくなります。
これは、SNS集客には「教育」という段階があるから。
つまり、治療やサービスの価値や、ケアの必要性を伝える配信があるからこそ、ただ広告を出して集まるお客さんよりも熱心に来店してくれるんですね。
まだSNS集客を始めていないなら、あなたも今すぐにInstagramと公式LINEアカウントを使ってみましょう。
おわりに
新型コロナによって34.5%SNSの利用時間が伸びていること、そして利用頻度も高まっていることから、SNS集客には追い風が吹いているといえます。
このチャンスを逃さずに、治療院集客を成功に導きましょう。