広告費ゼロにもかかわらず、広告を出している治療院よりも安定して集客できる方法があったら、知りたいですか?
今回は、広告を一切使わずに、毎月20人のお客さんを安定して集める方法についてお伝えしていきます。
ここで取り上げる内容は、治療院集客で結果を出すための地図のようなもの。
Instagramなどを使って集客する前に、まずは全体像や目的についてしっかり理解しておきましょう。
見込み客には4つのタイプがある
私たちの治療院に来てくれる見込みのあるお客さん、つまり見込み客は、実は4つのタイプに分類することができます。
- 今すぐ客
- そのうち客
- 潜在客
- 来ない客
この4つですね。
このうち今すぐ客が一番少なく、そのうち客、潜在客、来ない客と人数が増えていきます。
まるでピラミッドみたいな形をしているのが特徴です。
今すぐ客は、認知を広げれば来店する
まず今すぐ客については、すでに体のどこかに痛みがあり、治療を受けるべくお店を探している状態のお客さんを指します。
たとえば頭痛で悩んでいるお客さんに対して「うちは頭痛を専門にやってますよ!」とアピールできたら、すぐに来店につながるというイメージですね。
チラシやHP、PPC広告、ホットペッパーなどにお金を使い、認知を高めることで、集客することができます。
こうした広告でいち早く反応してくれるのが、今すぐ客なんですね。
ただ認知を広げても、意味がない
昔ながらの先生の場合、ひたすら認知を広げればなんとかなると思っているケースも多いです。
しかし、チラシやHPなどの施策は、今すぐ客にしかアプローチすることができません。
ただお店や先生の名前を知ってもらうだけでは、そのうち客や潜在客を集めることは不可能。
さらに、日本中の治療院が今すぐ客を狙っているわけですから、競争が激しいレッドオーシャンでもあります。
広告費にお金をかけるほど認知は広めやすくなるので、資金力がある大手が圧倒的に有利。
そんな市場に私たち個人経営の治療家が飛び込んだとしても、勝ち目は薄いでしょう。
そのうち客、潜在客はブルーオーシャン
一方で、そのうち客や潜在客を狙う治療院というのは、まだほとんど存在しません。
今もブルーオーシャンで、個人経営の治療家でも十分に勝ち目があるのが特徴です。
「そのうち客」というのは、今すぐ客と同じように体のどこかに痛みを抱えているが、仕事や家庭のことで忙しく、治療にいけていない人を指します。
「潜在客」も体の不調を感じていますが、治療やケアの必要性に気づいていないお客さんのこと。
こうしたお客さんに対して「放っておいたらこんな風になりますよ」「もっと元気に若々しい人生を送りたいですよね?」と、治療の必要性や価値を伝え、気づきを与える。
これが、いわゆる「教育」になります。
教育という一手間を加えることによって、そのうち客や潜在客は、あなただけの今すぐ客へと変貌してくれるのです。
認知だけじゃなく、教育で集客
このように、今の時代は認知を広げるだけはお客さんは来店せず、教育の一手間が必要になります。
これだけでも、ライバルがほとんどいない場所で集客に挑戦できるようになるんですね。
そもそもお客さんの立場からしても、HPやチラシがどれも高品質になってきて、どこの治療院がいいのか選びあぐねているという背景があります。
そうしたお客さんに対して、あなたがどんな思いで治療に携わっているのか、そしてサービスを受けたらどうなれるのかを発信してあげる。
「私のところが、あなたの探していたお店ですよ」というメッセージを伝えることがポイントなんですね。
話を聞いてくれるファンを増やそう
そしてお客さんの教育のためには、こちらの話を聞いてくれる場所に呼び寄せないといけません。
これが、いわゆるファンマーケティングとなります。
フォロワーやファンを増やして、話を聞いてくれる人の数を増やす。
ここにしっかりと手間と時間をかけるからこそ、治療院集客の結果も出やすくなるんですね。
治療院集客のゴールとは?
さて、ここから今回の本題となります。
そもそも治療院集客では、最終的なゴールは「来店」ですよね?
では、来店してもらうためには何が必要でしょうか?
さまざまなものが考えられますが、仮にHPやLPを使って来店を促すとしましょう。
ここで集客できるのは、そのうち客や潜在客ではなく、「今すぐ客」でしたね。
HPやLPをより多くの人に見てもらうために、PPC広告やSEO対策に広告費を使う…というのが一般的でした。
しかし今では、Googleマイビジネス、つまりMEO対策のほうがずっと重要性が高まっています。
無料で利用できて、PPC広告よりも多くの人に見てもらえるようになるのですから、今後は治療院集客のメイン手法になっていくでしょう。
LINE@で教育が欠かせない
とはいえ、HPやLPを見てもらうことが、ゴールというわけではありません。
あくまでもゴールは来店なので、お客さんが来店したくなるようなページを作っておく必要があります。
また、HPやLPを見ても、すぐには来店しないパターンもあるでしょう。
HPやLPで興味を持ったけど、まだ今じゃない…。
そんなお客さんに対しては、LINE@への登録を促すのがポイントです。
おわりに
LINE@で教育を施し、来店までつなげるために、具体的にどうしたらいいのか?
その詳しいテクニックについて、次回の記事で詳しく解説していきましょう。