毎月の収入がすごく少ないわけではないのに、なかなか貯金できない…。

あなたはそんな経験をしたことはありませんか?

貯金ができる人は月収10万円でも貯金しますが、貯金できない人は月収1000万円あっても貯金ができません。

では、その差はどんなところにあるのでしょうか?

ここでは、なぜかお金が貯まらない人の特徴を5つ紹介していきます。

ちゃんと貯金できてますか?

あなた自身は、どちらかというと貯金が得意なタイプですか?

それとも、なかなか貯金が貯まらないタイプでしょうか?

これを読んでいるということは、お金が貯まらないタイプだという自覚があるはず。

でも安心してください。

今からでも、貯金ができる体質に生まれ変わることは可能です。

「使ったら減る」と思っている限り、お金は増えない

まずはお金に対する正しい考え方についてお伝えしておきましょう。

あなたは自分のお金を使ったとき、「また財布の中身が減ってしまった…」と感じていませんか?

もちろん事実としては、財布の中身が減ったのは間違いありません。

でも、私たちがお金を使ったということは、使ったお金以上の価値を感じているはず。

コンビニでコーヒーを100円で買うのは、そのコーヒーに100円以上の価値があるからですよね?

つまり、お金を使ったら自分が払った金額以上の価値が手に入るというのが、正しい考え方なのです。

このように、お金に対する考え方を変えてあげることが、貯金上手になるためのコツです。

①時間を無駄遣いしてしまう

なぜかお金が貯まらない人の特徴、まず1つ目は「時間の無駄遣いをしてしまう」ことです。

お金が貯まらない人でも、明らかな無駄遣いというのは多くありません。

しかし一方で、時間の無駄遣いは平気でやってしまうのが特徴です。

たとえば、たった10円安い野菜を買うために、1時間の距離にある格安スーパーに買いに行くなど。

自分の1時間がたった10円の節約と同じだけの価値しかないのか、しっかりと考えてみる必要があるでしょう。

お金は取り戻せるが、時間は戻らない

死ぬ気で治療院経営にコミットして、がむしゃらに働けば、お金はいくらでも増やすことができます。

でも、すでに使ってしまった時間は、どんなことをしても決して取り戻せません。

銀行の残高というわかりやすい数字があるので、多くの人はどうしてもお金のことばかり考えがち。

しかし私たちにとってもっとも重要なのは、お金より時間。

それを知っている人だけが、お金持ちになれるのです。

②安いからという理由で物を買う

貯金ができる人は、自分にとって本当に必要な物なら、値段関係なしに購入します。

しかし貯金ができない人は「値段が安いから」という理由で、不要で欲しくもない物を買ってしまいます。

貯金ができない人は、クリスマスやバレンタインなどの「セール」でも、余計なお金を使ってしまいます。

貯金できる人になりたいなら、値段が安いかどうかではなく、本当に欲しいかどうかを基準に買い物をしないといけません。

100円ショップ爆買いは、浪費家の特徴

100円ショップで気になるものをポンポンカゴに入れていたら、いつの間にか2000円や3000円になっていた…なんて経験はありませんか?

そのカゴの中には、お店に入る前に買うと決めていた商品は、どれくらいあるでしょうか?

カゴの中身の8割くらいは、「買う予定はなかったけど、安いから買っておこう」と感じた商品だったりしませんか?

もちろん割安な物を買うこと自体は、悪いことではありません。

問題なのは、「安いから」という理由で欲しくもない物を買い、お金を浪費してしまうことなのです。

③常に「お金がない」と言っている

「今月はお金ないから…」みたいな口癖を持っている人が、あなたの身の回りにいないでしょうか?

このような口癖があると、それだけでお金が貯まりにくくなってしまいます。

なぜなら、自分の口から発した言葉は、私たち自身の潜在意識に刷り込まれているから。

「風邪かもしれない」と思っていたら本当に風邪っぽい症状が出てくるように、「お金がない」と言っていれば本当にお金がなくなってしまいます。

一方で貯金ができる人は、「どの本を買おうか?」「どんなセミナーに通おうか?」と、常にお金の増やし方や自己投資のことを考えているものです。

「お金がない」は、相手にも失礼

そもそも人付き合いの中で「お金がない」という言葉を使うのは、非常に失礼なことです。

なぜなら、この口癖は「あなたと一緒にいる時間に、お金を払う価値はありませんよ」と言っているのと同じだから。

たとえば友達からの遊びの誘いに「お金がないから…」と断るということは、「あなたとの遊びにお金を払いたくありません」と言っているのと一緒。

自分にとって大切な人にまで「お金がない」という口癖を使っていないか、しっかり振り返ってみましょう。

④「ラテマネー」が多い

貯金ができない人の家計では、「ラテマネー」が多い傾向にあります。

ラテマネーというのは、1杯500〜1000円くらいの飲み物のように、なんとなくの習慣で使っているお金のことを指します。

たとえば、スタバで1杯500円のラテを毎日飲んでいたとしたら、500円×30日=1万5000円もの出費になりますよね?

1年に直せば、18万円。これだけあれば、高額な治療のセミナーにだって行けてしまいます。

「塵も積もれば山となる」という言葉もあるように、ちょっとした無駄遣いも積み重なれば大きな金額になるわけです。

安いコーヒーも、習慣になると高額に

特に注意が必要なのは、もはやお金を使うことが習慣になっているケースです。

たとえば、毎日コンビニでコーヒーを買うことが日課になっている…という場合などがそう。

無意識にお金を使っている状態なので、自覚していないうちに高額の出費になってしまうリスクがあります。

出費が習慣になっている「ラテマネー」がないか、自分のお金の使い方を見直してみましょう。

⑤お金を考える時間が少ない

貯金ができない人に共通する習慣として、「お金について考える時間が少ない」ということも挙げられます。

節約や投資、収支の変化などを考える時間がないほど、仕事に忙殺されてしまうタイプの人です。

これは、ダイエットしたいと思っている人が、自分の体重をチェックしないのと一緒。

まずはお金について考える時間を増やすことが、最終的にはお金持ちになる可能性を高めてくれるのです。

忙しい人ほどお金は貯まらない

仕事で忙しくしていれば、確かに収入は増えるかもしれません。

でも、忙しくなればお金について考える時間が減り、ストレスも増加して散財するリスクが高まってしまいます。

しっかりと休憩をとって落ち着いて考える時間を確保することが、貯金を増やす上では重要なのです。

おわりに

貯金ができる人とできない人には、実は大きな違いはありません。

ちょっとした習慣や考え方の違いで、貯金しやすさが変わってくるケースがほとんど。

ということは、今から少しでも考え方を変えるだけで、貯金ができる人に生まれ変わることもできます。

ここで紹介した習慣を早速取り入れてみて、お金持ちを目指しましょう。