他店に比べて圧倒的に集客できている整骨院は、具体的ににどんなLINE@配信を投稿しているのか?
前半パートでは、見込み客の4つのタイプと、「ストーリーテリング」でファンを増やすという考え方について紹介してきました。
ここからは、より具体的に「どんなストーリーを配信したらいいのか?」についてお伝えしていきたいと思います。
【動画で見たい方はこちら!】
人は、ストーリーが大好き
そもそも私たち人間は、本質的に「ストーリーが大好き」という性質があります。
誰だって子どもの頃は絵本を読み聞かせてもらったでしょうし、自分の子どもに物語を聞かせてあげることもありますよね?
これは見込み客だって同じで、あなたのお客さんもストーリーに強く惹かれる性質を持っているんですね。
実際にストーリーを取り入れてみることで、LINE@の配信でも次のような3つメリットが得られます。
- 記憶に残る
- 得られる共感が大きい
- 理解を得やすい
それぞれ解説していきましょう。
①記憶に残る
たとえば映画もそうですが、ストーリーにすると内容がスッと頭に入ってきやすくなりますよね?
私の場合は『レッドクリフ』という、三国志を舞台にした映画が強く記憶に残っています。
これは、三国志に出てくる赤壁の戦いという出来事がもとになっている映画。
ストーリー性があって物語として上映してくれるおかげで、私のように歴史に興味がない人でも楽しめるようになります。
これがストーリーの力の1つ目です。
22倍も記憶に残りやすくなる
スタンフォード大学のある研究でも、ストーリーの強力なパワーが裏付けられています。
単なる事実や数字の羅列よりも、ストーリーのほうが最大で22倍も記憶に残りやすくなるんだそう。
よくある暗記テクニックでも、ストーリー立てて覚えることが効果的…という話がありますよね。
あなたがお客さんの記憶に残る存在になりたいなら、ストーリーの力を駆使するといいでしょう。
②得られる共感が大きい
人はいい物語を聞くと、その物語に共感したり感動したりすることがあります。
このような物語を聞くと、脳内で「オキシトシン」というホルモンが分泌されるからです。
オキシトシンというのは、幸せホルモンや愛情ホルモンとも呼ばれる物質。
これが信頼や共感などを司り、人とのつながりを強めたり、愛情を強める働きがあるのです。
動画の内容によって、オキシトシン47%アップ
リフォルニア州のクレアモント大学の実験では、このオキシトシンと共感について調べた研究があります。
この実験は、ある人たちを2つのグループに分けて、別々の100秒のビデオを見てもらうというもの。
- A:父と子が、動物園で楽しい時間を過ごす
- B:脳腫瘍にかかってしまった子について、涙ながらに語る父
この2グループを比べてみると、Aグループはオキシトシンが20%下がりました。
しかしBのグループは、オキシトシンが47%も上がったというデータがあるんです。
人は共感したり感動したりすると、物語からの影響を強く受けます。
しかしAグループのような退屈な物語では、飽きてしまったりして共感が得られない可能性が高いんですね。
③理解を得やすい
人はストーリーを通じて理解を深めていく生き物でもあります。
暗記テクニックでストーリーを使うのも、それが理解を助ける効果があるから。
私たちも興味深いエピソードを聞くと、勝手に頭の中でストーリーを作っていたりするものです。
ストーリーを語れるかどうかでお客さんの理解が得られるようになり、信用が勝ち取れるようになるのです。
ストーリーを伝えるなら、動画を撮ることがベスト!
ストーリーテリングのポイントとしては、やはり動画を撮ることが一番効果的です。
文章や音声だけよりも、身振り手振りなどのボディランゲージがあるほうが、より多くの情報量を伝えられるからです。
ただ、中には動画を撮るのはハードルが高いと感じる先生も多いでしょう。
そんなときには文章でもOK。
アメブロにエピソードを書いて、そのURLをLINE@に送って読んでもらうという方法もあります。
具体的なストーリーテリングの配信方法
私もあるとき、LINE@で短いエピソードを送ったことがありました。
まずはLINE@の投稿を使って、一斉送信でカジュアルな内容のメッセージを送る。
「こういうエピソードがあるので、読んでね!」という感じで、LINE@のタイムライン投稿のURLを入れます
そのURLをクリックすることで、お客さんがストーリーに触れることができる状態です。
スタンプが押されて、LINEの中で拡散される効果も
この流れでストーリーを読んでもらうことによって、LINE@の友達がタイムライン投稿に「いいね」スタンプを押してもらえる可能性が高まります。
すると、スタンプを押してくれた人のタイムラインに流れることになるので、友達の友達も、私の投稿を見てもらえるということになります。
いわゆるFacebookの投稿のように拡散される感じです。
ただしタイムライン投稿のURLは、パソコンからしかコピペできないので、スマホでLINE@を使っている方は要注意です。
私が実際に配信した、ストーリーテリングの一例を紹介
最後に、私が実際に投稿したストーリーテリングの文章を紹介しましょう。
まずLINE@で送信したカジュアルなメッセージは、こちらになります。
タイムライン投稿の具体的な文例
次に、タイムライン投稿で書いたのが、こちらの内容。
YouTube動画の中でも読み上げているので、ぜひチェックしてみてくださいね
おわりに
このように共感や感動を伝えられるようなストーリーの形で、タイムラインに投稿してみる。
私の場合なら「お子さんからこんなことを学びました!」という内容ですね。
するとたくさんの友達にいいねしてもらうことができて、お客さんとの中も深まるようになります。
ここでアップするのは、治療に関する内容以外でもOK。
あなたがどれだけ信用できる人物なのかを伝えて、信頼を勝ち取りましょう!