今回はInstagramを使った店舗集客について、初級編から中級編についてを紹介していきたいと思います。
中級編については、まだInstagram集客を始めていない人にとっては、ちょっとややこしく感じるかもしれません。
そんな人も、まずは初級編から学んでいきましょう。
店舗集客で一番大切なこととは?
そもそも、なぜ私たちはInstagramを使う必要があるのか、理解できていますか?
これは当然、店舗に来店してもらうため、お客さんを集めるためですよね?
では、集客する上で一番大事なことって何だと思いますか?
リストビルディングが何よりも重要!
結論から言ってしまうと、店舗集客で一番大切なのは「リストビルディング」という考え方です。
ここでいう「リスト」というのは、マーケティング用語では「見込みのお客さん」のことを指します。
つまり、見込み客リストを増やすことが、リストビルディングですね。
商品や売り上げ金よりも、顧客台帳を守った
昔から『火事になっても顧客台帳は持って逃げろ』という言葉もあります。
江戸時代の頃から、お店の火事になったときには商品やお金よりも、お客さんのリストを持って逃げるべきだと考えられていたんですね。
それだけ見込み客リストには高い価値があり、金属にすればとんでもない価値にもなりうるわけです。
今手元にあるお金を失っても取り戻せますが、これからお金を生むための材料を失ってしまったら、商売は終わりです。
私たちが治療院集客を成功させるためにも、見込み客リストをできるだけ多く集めることが大切になるんですね。
ただフォロワーが多くても意味がない理由
ただし、とにかくInstagramのフォロワーを増やしたり、LINE@の友達を増やせばいいというわけではありません。
たとえば腰痛専門の治療院を手がけているなら、腰の悩みに悩んでいる人のリストを集めないと意味がありません。
腰の悩みとは無縁な20代の若い健康な人のリストを集めても、売り上げにはつながらないということです。
そこで、いかに自分の見込み客となるお客さんを効率的に集めるかを考えたとき、最も効率的なのがInstagramなんですね。
店舗集客に特化したインスタ活用法【初級編】
リストビルディングの大切さについて理解できたら、実際にInstagram集客の初級編について学んでいきましょう。
Instagramを使うときには、まずは自分からInstagramを使っているユーザーをフォローして、そのお返しにフォローバックしてもらい、相互フォロー状態になることでフォロワーを増やしていくのが基本です。
自分のアカウントのフォロワーになってくれる人が、全員腰痛に困っている人…というのが理想の状態ですね。
では、どうやったらInstagramの中で腰痛に困っている人を見つけ出すことができるのでしょうか?
見込み客のフォロワーを見つけるためのテクニック
そのためのポイントになるのは、腰痛をケアする方法や腰痛について説明している投稿をアップしているユーザーをチェックして、その投稿に対していいねを押している人を見つけること。
つまり、同業他社のライバルの投稿に、いいねしている人をフォローするということです。
そうした投稿にいいねを押しているユーザーというのは、腰に対して不安を持っている可能性が高いからですね。
フォロー返しやLINEへの登録を目指そう
この方法を使って、ライバルの投稿にいいねを押している人をフォローできると、相手からすれば「あ、新しい人にフォローされた!どんな人だろう?」という印象になります。
そのタイミングであなたのプロフィールや投稿もチェックしてもらえるので、「この人の投稿も役に立ちそうだ!」と思ってもらえれば、フォロワーになってもらうことができます。
店舗集客に特化したインスタ活用法【中級編】
ただし店舗集客を考えたとき、初級編の方法だと日本全国のお客さんを集めることになってしまいます。
Instagramであなたのことをフォローしてくれる人が、全員海外に住んでいる日本人の方だったら意味がありませんよね?
あなたの店舗に来店してくれる、地域に住んでいるお客さんも増やしていく必要があります。
日本全国を商圏にしても意味がない
たとえば私も、Instagramですごく興味を持ってくれていたものの、秋田に住んでいる方で大阪の店舗まで来店するのは難しいよね…という経験をしたことがありました。
このように全国のお客さんを集めてしまうのではなく、地元のお客さんを集客するために「ハッシュタグ検索」を利用します。
地域の学校名や地元のお店、近隣で行われているイベントの名称などでハッシュタグ検索してみるのです。
「○○高校同窓会」というハッシュタグや、「●●祭り」という形で検索してみるのが効果的です。
こうしたハッシュタグを使っているということは、あなたのお店の近くに住んでいる可能性が高い。
地元に住んでいる人たちがどんなハッシュタグを使って投稿するか?それを考えてリサーチするのが大切です。
初級編と中級編、どちらも実践しよう
中級編の方法では、あなたのお店の近くの人を見つけることはできますが、その人が腰のことで困っているかどうかは知りようがありません。
なので、初級編の方法とセットで行うのがポイントになります。
フォロワーとのコミュニケーションを増やすことが大切!
中級編の方法で集める地域フォロワーさんとは、Instagramを通じてしっかりとコミュニケーションをとっていきましょう。
つまり、コメントやコメントへの返信、いいねを活用するということです。
もし既存のお客さんでInstagramをやっている人がいたら、「タグ付け」を使うのも効果的ですね。
ただし、Instagramでは人に気に入られる前に、InstagramのAIに気に入られる必要があります。
Instagramのアルゴリズムを理解し、攻略していきましょう。
インスタのAIを味方につけよう
Instagramアプリの虫眼鏡マークをクリックして検索画面を開くと、おすすめ投稿が表示されますよね?
このおすすめ投稿は、人によって全然違う内容が表示されます。
これも、AIが「こんな投稿が好きなんでしょ?」と勝手に提案してくれているんですね。
たとえばキャラ弁を毎日チェックしている人は、おすすめ投稿でもキャラ弁の投稿が表示されやすくなる…というように。
同じように、あなたが地域の人とコミュニケーションをとっていると、InstagramのAIが「この人は、この地域に住んでいる人とよく交流するんだな」と判断します。
その結果、あなたの地元に住んでいるInstagramユーザーのおすすめに表示されやすくなるということです。
おすすめ投稿にも、ストーリーにも表示されやすくなる
このようにInstagramのAIを味方につけると、あなたの投稿するストーリーがフィードに表示されやすくなるという効果もあります。
ホーム画面のストーリーのアイコンの並びで、前のほうに表示されやすくなり、みてもらえる可能性がアップするということです。
ですので、地域フォロワーとのコミュニケーションは何よりも大切にするようにしてください。
そうすれば、フォロワーの近くにいるフォロワーにも、アプローチしていくことができますよ。
おわりに
今回は店舗向けのInstagram集客について、初級編と中級編のノウハウをお伝えしてきました。
ここで紹介した内容を参考に、Instagramを店舗集客のために活用していきましょう!