LINE@はTV番組である!あなたはプロデューサーである!

この記事では、前回に引き続きInstagramとLINE@を使ってお客さんからの問い合わせを集める方法について紹介していきます。

まず、前回の記事ではInstagramは雑誌である!そしてあなたは編集長である!ということを取り上げてきました。

同じようにLINE@を定義するなら、LINE@はTV番組である!あなたはプロデューサーである!となります。

そもそもあなたのLINE@には、Instagramをフォローしてあなたに興味を持ってくれている人が登録しているわけですから、かなりの高視聴率を記録するTV番組とイメージしてもいいですね。

TV番組というのは、もともと番組の合間に流れるCMを通じて、スポンサー企業の売り上げアップを目的として作られるものです。

私たちもちょうどこれと同じように、役に立つTV番組やおもしろいTV番組を流して、最終的には来店につなげるという目的を持って使うべきなんですね。

プレゼントを用意して、LINE@への登録を促す

具体的にどうやってLINE@に登録してもらうかといえば、たとえばInstagramであなたをフォローしてくれた人に対して「LINE@に登録してくれたら、もっと素敵なプレゼントをあげますよ!」と伝えていくイメージです。

Instagramで発信している内容よりももっと深くて、ピンポイントに悩みを解決できる情報を提供しますよと周知していくわけですね。

そうしたプレゼントを求めてLINE@に登録してくれたお客さんは、多少なりともあなたに興味を持っている状態です。

これがいわゆる見込み客やリストと呼ばれるお客さんですね。

ただ、間違ってはいけないのが、見込み客だからといってすぐに来店してくれるとは限らないということ。

LINE@に登録した初日に「予約をしたいんですけど…」と言ってくれるお客さんは、せいぜい100人に1人いればいいくらい。

そんなお客さんを期待して待つのではなく、登録してくれた見込み客に対して「私の治療はあなたに必要なものなんですよ」という価値を伝えていくべきなんですね。

マッチングしていること、解決策を持っていることを伝える

これがマーケティングで言う「教育」にあたりますが、お客さんを洗脳したり上から目線でいばり散らしたりするわけではありません。

ポイントになるのは、

  • あなたの悩みと、私の治療がちょうどマッチングしてるんですよ
  • 他の誰でもなく、私があなたに一番適した解決法を持っているんですよ

ということを伝えていくことです。

そして最終的には、来店の予約をいただけるようになるのを目指すべきなんですね。

LINE@教育のための6つのポイント

Instagram以外にも、LINE@に見込み客を集める方法はいくらでもあります。

たとえば、HPやLP、YouTube、チラシなんかもそうですね。

こうしたメディアからLINE@につなげていくための経路が重要になるわけです。

では、具体的にどうやって見込みのお客さんを教育していったらいいのでしょうか?

LINE@教育のポイントについて、特に重要な6つのテクニックを紹介しましょう。

①自己紹介

まず伝えていくのは、

  • そもそも自分は何者なのか?
  • どんな治療に携わっているのか?

これらについてです。

つまり、自分の治療についての紹介を発信していくわけですね。

②気づきを与える

ちょうど私たちが友達とLINEのやりとりをしていくように、お客さんともコミュニケーションをとって仲良くなっていく…。

そのなかで、

  • 自分の治療がどれだけ価値あるものなのか?
  • なぜあなた(お客さん)の役に立つのか?

というポイントを気づかせてあげるのも大切です。

③価値観の共有

具体的な自己紹介や治療についての情報発信だけではなく、もっと抽象的でコンセプトとなるような内容を伝えていくのも大切です。

具体的には、

  • 私はこういう想いで治療をやっています
  • ゆくゆくはこんな世界を作りたいと考えています

このような価値観を発信していくんですね。

そうすることで、あなたの価値観に共感してくれたお客さんからの支持を集めて、「先生に治療してもらいたいです!」と言ってもらえる要因になります。

④危機感の増幅

お客さんが今すぐ行動を起こせるように、「今のままじゃヤバいですよ」ということも伝えていきましょう。

  • その頭痛を放っておいたら、脳血管障害になる可能性もありますよ
  • もしかしたら自律神経系の精神疾患になるかもしれませんよ

このような危機感を高めるようなメッセージを届けていくわけです。

⑤ベネフィット

これは多くの人が勘違いしてしまうポイントなのですが、お客さんが本当に求めているのは、あなたの治療や商品・サービスではありません。

そうではなく、

  • 治療を受けることで得られる未来
  • 頭痛を治すことで取り戻せる理想の人生

こうしたベネフィットを得たいと考えているのです。

たとえばいちご狩りに行ったとして、あなたが本当に求めるのは「新鮮ないちご」ではありませんよね?

そうではなく、家族や友人と一緒にいちご狩りを楽しむという体験にお金を払っているはずです。

ですので、単に治療の良さや特徴を伝えていくだけではなく、その治療を受けることで最終的に得られる未来を見せてあげる必要があるんですね。

⑥お客様の声

ここまでの内容をLINE@で配信していったとして、お客さんの心理はどのようになっているでしょうか?

きっと、「まだちょっと先生の治療を受けるのは怖いです…」という気持ちになっているはず。

つまり、まだ全幅の信頼は寄せてもらえていないということです。

その状態を解消するために効果的なのが、第三者であるお客様の声を紹介してあげること。

  • 過去の患者さんには、こういう悩みを持っている人がいました
  • でも、治療を受けて悩みが解消され、こんな人生を歩んでいますよ
  • だからあなたも、今すぐ治療を受けてほしいんです!

このようなロジックで、来店や問い合わせを呼びかけていきましょう。

LINE@で乗り越えるべき3つのハードル

LINE@を使うときに覚えておきたい点として、教育を成功させて来店につなげるために、乗り越えるべき3つのハードルがあることをお伝えしますね。

そのハードルとは、

  • お客さんはあなたのことを信用していない
  • お客さんはあなたの商品を信用していない
  • お客さんは今すぐ来店する理由がない

LINE@の配信を通じて、これら3つのハードルをクリアしていかなければ、永遠に来店にはつながらないのです。

YouTube動画を見せてあげるのも効果的

ちなみにLINE@の効果を高めるテクニックとして、YouTube動画を撮ってそのリンクを送ってあげるという方法もあります。

ただ文章を読むだけよりも、動画を使って理解してもらうほうがずっと伝わりやすいからです。

最初は1分とか3分の動画でも構いません。

少しずつコツコツと撮っていくと、だんだんとあなたの想いがお客さんに届くようになります。

視覚情報と聴覚情報、この2つを活用して教育を成功させましょう。

おわりに

前回のInstagram活用術、そして今回のLINE@活用術を使うことで、お客さんからの問い合わせは確実に増加するでしょう。

まずはInstagramだけでも構いませんので、ぜひ実践していってくださいね。