ゼロから月500万円の売り上げを手にするために

今回の記事では、私がゼロから毎月500万円の売り上げを手にできるようになるまでに、実践してきた集客方法について解説していきます。

具体的な集客手法については後半の記事で紹介していきますので、この記事ではまず治療院集客の全体像について紹介していきますね。

そもそも私たち治療家が使うべきビジネスの手法としては、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)が基本となります。

DRMというのは、「集客・教育・販売」の3ステップで、新規のお客さんを来店に促す考え方のことをいいます。

具体的に使っていくべきツールとしては、HPやPPC広告、InstagramやFacebookのようなSNSなどがあげられます。

こうしたメディアからLP(ランディングページ)に誘導して、メルマガやLINE@でリストビルディング。

このLINE@でお役立ち情報を中心とするコンテンツを配信していくことで、最終的にオファー(来店)を目指すという流れになります。

まずは「認知」してもらうことからスタート

新しいお客さんの集客を考えたとき、まず最初にやるべきなのは「認知」を高めること。

HPやPPC広告、SNSを使って、あなた自身の名前やあなたの治療院を少しでも多くの人に知ってもらうということですね。

たとえばInstagramを使った集客なら、お客さんの抱える悩みに寄り添って写真やコメントを発信していくことができれば、「この人なら私の悩みを解決してくれるかも」と思ってもらうことができます。

あなたのことに興味を持って「もう少し話を聞いてみたい!」と思わせることができれば、認知のステップは大成功といえます。

LINE@で「教育」を行う

Instagramで集まったお客さんは、「登録してくれたらあなたの悩みを解決する方法を説明します!」「こういうプレゼントを用意しているので、ぜひ登録してみてください!」という流れで、LINE@への誘導を行います。

ちなみに以前はLINE@ではなく、LPやメルマガを使ったマーケティングが主流でした。

しかし、お客さん一人ひとりに対して個別に反応を見ながらアプローチしていけるLINE@の登場によって、マーケティングの常識が大きく変わりました。

そもそもお客さんの心理としては、自分の悩みを確実に解決してくれる人から、商品やサービスを買いたいと思っています。

イメージとしては、お客さんは何でも売っているスーパーで本当に欲しいものは買いません。

心から必要とするものであれば、その商品だけを扱っている専門店に足を運ぶはずです。

LINE@を通じて「私はあなたが必要とするものを提供できますよ!」と伝えることができれば、新規の来店につながるわけですね。

「あなたはいったい何者なのか?」を知ってもらう

LINE@の配信では、そもそも「自分はいったい誰なのか?」をしっかりと伝えていく必要があります。

私がいつもお伝えしているのは、LINE@の配信は「テレビ番組」を流すようなイメージであるということです。

テレビ番組というのは、スポンサーの商品を売るためにCMを流して、広告料を得るビジネスモデルです。

少しでも多くのお客さんにCMを見てもらうため、感動する番組やためになる番組、おもしろい番組を作って視聴率を上げようと工夫するわけです。

そもそもLINE@には、Instagramのような認知を高めるツールを使ってあなたに興味がある人だけを集めているわけですから、最初から高視聴率を記録することは約束されています。

その上で、「なんで治療家としてこのようにLINEを配信しているのか?」など、自分自身についてのストーリーを配信していく。

そうすることで、LINEのお友達が感動してくれたり、共感してもらえたりします。

人は感情が動くことで行動を起こす生き物なので、自然と「治療を受けてみたい」「お店に行ってみよう」という心理になるんですね。

オファーを送り、お客さんの背中を押す

LINE@であなた自身のストーリーを送り、お客さんを感動させることができたら、最後に「オファー」を送ります。

つまり、「そんな私の治療を受けてみませんか?」提案するわけです。

ここに至るまでの感動共感尊敬の気持ちなどによってお客さんとの信頼関係が構築されているため、お客さんもすぐに行動を起こしてくれます。

こうした流れを使うことなく、いきなり「来店してください!」とお願いをしたとしても、お客さんは集まらないでしょう。

ちなみに来店を促すテクニックとしては、まずはLINEの中で「スタンプを押してください!」「返信をお願いします!」と小さな行動を起こしてもらうのがポイント。

ちょっとしたアクションを積み重ねることによって行動するハードルを下げ、最終的には来店という行動のハードルを低く感じさせるのが目的です。

新規集客を3倍にする具体的なテクニック

「認知から来店までの大きな流れはわかった。じゃあ具体的にどんな作業が必要なの?」

そう感じた方は多いかもしれませんね。

そこで次からは、具体的な集客手法について取り上げていきましょう。

お金がかかる集客と、無料でできる集客

治療院が使える集客方法としては、まずオフラインとオンラインの2種類のタイプがあります。

オフラインの集客方法としては、チラシや看板、のぼり、回覧板などの方法があります。

オフラインの集客方法には、HP、PPC、SEO、MEO、SNS(Instagram、YouTube、TikTok)といった手法がありますね。

なかでもHPについては一度に多くの情報量を載せることができますが、しっかりと集客できるメディアを作るためには50〜80万円以上のコストがかかります。

PPC広告を打ったりSEO対策をするにもお金がかかりますし、チラシの作成や配布もお金がかかりますよね。

どれを使うにしても、ノウハウが不可欠

一方で、SNSやLINE@に関しては、完全に無料で使い始めることができます。

HPのように業者に依頼する必要がなく、初期コストゼロでInstagramやYouTube、TikTokを使い続けられるわけです。

ただし、どんな集客方法を使うにしても、必ず集客のコツやノウハウは不可欠になってきます。

マーケティングと行動心理を理解しよう

集客のためのノウハウとしては、具体的にはマーケティングの知識と行動心理学の知識の2つが必須です。

マーケティングについての専門的な勉強と、私たち人間の行動心理について、SNS集客を実践しながら学んでいくべきなんですね。

こうしたノウハウはいつの時代も本質は変わりませんので、行動→改善→行動の繰り返しで、しっかりと身につけられるようにしていきましょう。

おわりに

というわけで、今回は治療院集客の全体像についてお話ししてきました。

後半の記事からは、私が資金ゼロの状態から売り上げ500万円を達成した具体的な方法について解説していきますね。